「電車の中で気持ち悪くなり、座っていられなくなった私。ミニスカートでボックス席に横になると、50代くらいのおじさんが...」(東京都・40代女性)
シリーズ読者投稿~あの日であった「私のヒーロー」~ 投稿者:Yさん(東京都・40代女性)
Yさんが20代だった頃のことだ。職場の飲み会からの帰り、電車に乗っていた彼女は途中で具合が悪くなってしまう。
幸い電車は混んでいなかったので、座っていたボックス席に体を横たえ、休むことができたのだが......。
<Yさんの体験談>
今から20年ほど前、私がまだ20代で、茨城の実家から電車で1時間ほどかけて通勤していた頃の話です。
その日は職場の飲み会がありました。そこで深酒してしまい気持ち悪くなった私は、座っているのがつらくなり、電車のボックス席で横になって眠ってしまったのです。
膝上のミニスカートを履いていて...
私は膝上のミニスカートを履いていたのですが、ふと気が付くと目の前に座っていた50代くらいのおじさんが、自分の背広を私に掛けてくださっていました。
もしかすると、横になったことで下着が見えていたのかもしれません。
車内は混雑こそしていませんでしたが、それなりに他の乗客の目もあり、おじさんは周囲の視線から私を守ってくださったんだと思います。
今思うと本当に恥ずかしいですが、そのときの私にはそんなことを考える余裕はなく、気付いたときに「すみません」とは言ったものの、私はまた眠ってしまい、大したお礼も言えませんでした。
あの時は本当にありがとうございました。紳士的な気遣いに感謝します。
「忘れられない乗車体験」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆様の公共交通機関での「忘れられない乗車体験」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)