春も、夏も、秋も、冬も、美しい。 2022年に話題になった「日本の四季」の絶景4選
花々が咲き乱れる春、太陽がまぶしい夏、木々が色づく秋、冷たく澄んだ空気の冬。
読者の皆さんにも、それぞれに「好きな季節」があるかもしれない。あるいは「苦手な季節」も。
しかし、当然のことながら、どの季節も魅力っでいっぱい。
今回は、Jタウンネット編集部が2022年に紹介した春夏秋冬それぞれの「らしさ」を見事にとらえた4葉の写真を振り返る。
桜のトンネルだ!
4月11日配信『「これぞ川越の春」 小さな舟に揺られつつ、満開の桜を真下から...風流すぎるお花見に反響』で紹介したのは、写真家のYuji Shibasaki(@Yuji_48)さんが川越氷川神社(埼玉県)の裏手にある新河岸川で撮影した作品だ。
見事な満開を迎えた桜並木と、その間を流れる川をゆっくり漕いでいく小舟......これぞ日本の春といった風景だろう。
小学生以上の市内在住者なら、川越の春の恒例行事「小江戸川越春の舟遊」でこの桜のトンネルを舟に乗って楽しむことができる。
「風物詩」たちの圧倒的存在感
超巨大花火の大迫力
夏の風物詩といえば、やっぱり花火。特に、大きな打ち上げ花火を見ると思わずテンションが上がる。写真家のAyuMi(@a_yumi0425)さんは「蒲郡まつり納涼花火大会」でそんな見事な花火を撮影した。
開くと直径650メートルにもなる、太平洋岸で最大級の大きさを誇る「正三尺玉」という花火のダイナミックさは、写真からでも十分伝わってくる。実際に目の当たりにした人たちは、その大きさにさぞ圧倒されたことだろう。
8月5日配信『打ち上げの音まで聞こえてきそうだ...! 太平洋岸最大級「蒲郡の正三尺玉」捉えた一枚に圧倒される』でAyuMiさんに撮影時の話を聞いたところ、思わず声が出るほど興奮したそうだ。
まるで燃えてるみたい...!
大迫力の光景が撮影されたのは夏だけではない。秋にはこんな景色が話題になった。
10月20日配信『まるで燃えているみたい! ライトアップで「限界突破」した秋の夜の清水寺」で紹介した京都・清水寺の紅葉だ。
写真家のSaho.(@urbex_34)さんが撮影したのは、赤・黄・橙と、鮮やかな色に染まった葉が夜の清水寺を鮮やかに彩っている様。ライトアップも相まって、まるで炎に包まれているかのよう。なんとも幻想的な1枚だ。
除雪さえも美しい...
豪快とはこのこと
地域によっては、冬になると大量の雪が降る。1月25日配信『まるで大きな滝みたい! 橋の上から川の中へ...雪国の「豪快過ぎる除雪風景」にビックリ』では、そんな地域ならではの光景を紹介した。
白い雪で覆われた山肌と、黒く静かな川も。そこにかかる大きな赤い鉄橋の真ん中あたりから、雪が滝のように落ちている。
写真家のbee(@bee_tk_)さんがこの写真を撮影したのは富山県の大牧温泉付近。橋の上に積もった雪をロータリー除雪車が川の中に落としているのだという。
これほど美しく、迫力ある除雪の光景はそうそうないだろう。
そして、始まった2023年。今年はどんな「季節」がやってくるのだろう。そして、どんな景色を見せてくれるのだろうか。
皆さんも、お気に入りの季節を写真に残しに、カメラを持って出かけてみてはいかがだろう。今から計画しておけば、どの季節にも間に合うはずだ。