「大型トラックが猛スピードで行き交う深夜、突然故障した車。渋滞を引き起こした私に、対向車線のおじさんが...」(都道府県不明・40代女性)
対向車線から「ねーちゃん...」
車は路肩に停めましたが、他の車からはクラクションを鳴らされ、渋滞もしはじめて、私はパニック。
そこへ、対向車線を走っていたトラックの運転手が声をかけてきたのです。
「ねーちゃん、危ないから車からはなれとき! おっちゃんが他の車が通れんようにしてあげるから、ちとまっとき」
上り車線を走っていた運転手のおじさんは、バイパスを降りていきました。そしてわざわざ、私のいる下りのバイパスへ。トラックを私の車の後ろにつけて、他の車が通れないように道を塞いでくれました。
おじさんのおかげでJAFもスムーズに到着し、私は車を牽引してもらい無事にバイパスを降りることができました。
「お礼を...」と思ってトラックに近付こうとしたのですが、おじさんはハザードを何度かたき、そのまま行ってしまいました。 あのハプニングを乗り切れたのは、お仕事中だっただろうおじさんがわざわざバイパスを乗り換えてまで助けてくれたおかげです。車を運転していると、10年経った今でも思い出します。
おじさん、あの時はありがとう。私も見返りを求めず人に親切にできる大人になりたい、と強く思った日でした。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)