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「ちょっとは恐れろや」 キャンプの焚き火に「同席」してきた珍客にネット民騒然→なぜ近づいてくるの?管理者に聞く

福田 週人

福田 週人

2022.11.17 20:00
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「シカは、自然の中でこそ健康に育ち、幸せに暮らしていける」

岩崎さんによると、宮島にいる鹿は野生ではあるものの、一部の観光客や公園利用者がエサを与えることがあるため、かなり人慣れしているという。また、毎週1回、鹿のエサを車に満載して彼らに与えるNPOがあることも、その理由の1つではあるそうだ。

「シカが火を怖がらずに近づいてくるのも、『火のある所には人がいる』=『人がいる所にはエサがある』と考えているからかもしれません」(岩崎さん)
宮島のシカは人に慣れているらしい
宮島のシカは人に慣れているらしい

ただ、宮島地域での一般人によるシカへの給餌は禁止されており、同園でも受付の際、利用者に案内及び注意喚起をしているそうだ。

宮島観光協会の公式サイトによると、この2~30年で人からエサを与えられることを覚えたシカが街中に増加。人が触ったものをシカが食べてしまうことが多く、誤食したビニ-ル類や衣類などが胃の中で消化できず、石のように固くなってしまうというケースもある。大きいものだとバレーボール位の大きさになり、自力では排出することができないため、栄養不良となって死に至る個体もいるそうだ。

「安易にシカにエサを与えない。またゴミは、お持ち帰りいただくようお願いします。シカは、自然の中でこそ健康に育ち、幸せに暮らしていけるものと思います」(宮島観光協会公式サイトより抜粋)

人懐っこい鹿が近づいてきたら、ついつい何かあげたくなってしまうかもしれない。しかし、シカたちのためにも、適度な距離から眺めるくらいに留めておこう。

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