ここはヨーロッパ?いいえ、日本です。 おとぎ話の舞台みたいな風景が京都に存在していた
「こんな風景が見られるとは思ってなかった」
とうやさんが話題の写真を撮影したのは、友人である京都出身の写真家・稲田大樹(うさだぬ)さんに案内された場所だったという。とうやさんによる投稿の翌日、稲田さんも同じ場所をツイッター(@usalica)で紹介していた。
このスポットについては稲田さんの方が詳しいということだったので尋ねてみると、2人が写真を撮影したのは京都府綾部市の「由良川花庭園」。21年10月5日の朝5時半~6時頃だったという。
「夜明け前になると土手の上の聖イエス会綾部教会が見えてきたため、『コスモスと教会が撮れないか』と思い、カメラに望遠レンズを付けて撮影を試みました」(稲田さん)

「京都はコスモスのスポットがあまり多くないので、新しいスポットとしての写真が撮れれば良いな」と思っていたという稲田さん。カメラを覗き込んで「正直こんな風景が見られるとは思ってなかった」とびっくりしたそうだ。
「良い意味で京都らしくない北欧チックな光景と言いますか、そんな風景を綾部で撮れたことを嬉しく思います」(稲田さん)
京都には、我々がまだ知らない面がたくさんあるに違いない。訪れたときには「京都らしさ」だけでなく「意外な景色」も探してみたい。
霧に包まれた秋桜と教会が童話に出てくるかのような幻想的な光景でした。
— 稲田大樹『京都浪漫紀行』出版(うさだぬ) (@usalica) October 12, 2022
ここ、外国のような景色ですが京都なんです。 pic.twitter.com/48N0mQbunJ