「免許を取った日に運転したら、近所の車といきなり接触。大慌てで謝る私に、持ち主の男性が...」(大阪府・50代女性)
お詫びのお金は受け取らずに...
私と母はすぐさま車から降り、謝罪に向かいました。
そして車の持ち主であるそのお店の息子さんに「申し訳なかったです。わずかですが」と包んだお金をお渡ししようとしたのですが......。
息子さんはお金を受け取ることなく、こうおっしゃったんです。
「店の車だし、気にしないで大丈夫だよ。怪我がなくて何よりだったね。
僕も免許を取得したその日に死ぬか生きるかの大事故をしたんです。こんなことにめげずに、これからも頑張って運転してね」
車を運転する度に、あの時の彼の優しい言葉があったからこそ、今の車社会でやっていけているのだと感謝の気持ちでいっぱいになります。
あの後私は、遊びに就職してからの通勤、結婚してからの日々の買い物や子供の送迎、そして親の介護のために高速を何度も往復するなど、車に頼りっきりの毎日を、無事故で過ごして参りました。
あの時は本当にありがとうございました。今後も安全運転を心掛けて参りたいと思います。
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