お菓子再現カップ麺史上、ダントツの再現度 福岡土産「めんべい」味のカップ麺が面白すぎた
めんべいは使用していません。
めんべいの販売開始は2001年と比較的新しいですが、「ひよこ」や「博多通りもん」に並ぶ博多土産の定番と言えるでしょう。
他の銘菓に比べると博多や九州以外でも手に入ることができる機会が多いので、食べたことがある方も多いのではないでしょうか。
博多名物の辛子明太子の味を再現したプレーン味に加えて、マヨネーズ味や辛味など種類が豊富で、博多の他にも九州各地のご当地「めんべい」や、北海道の海鮮やじゃがいもを用いた「ほがじゃ」という姉妹商品(道内の工場で製造)もあります。
今回ご紹介するカップ焼そばは、サンヨー食品製の商品で、山口油屋福太郎が監修。全国のローソンと福太郎直営店で販売されています。
「めんべい プレーン」の味が再現されていますが、実際に本物の「めんべい」が使用されているわけではありません。
お菓子の味を再現したカップ麺は多いですが、この商品に限らず、頑なに本物のお菓子を入れないで作られていることが多く、カップ麺業界全体に本物のお菓子は使わないという暗黙のルールでもあるのかもしれません。
個人的には、カップ麺のアレンジや食べ比べをするためにお菓子も一緒に買ってもらおうという販促的な理由があるのではないかと推測しています。