まさに芸術作品だ... 「水」を表現した飴細工が、息をのむほど美しい
「飴細工で水を表現しました。涼んでください。」
そんなつぶやきと共に、蒸し暑い夏に涼やかな風を吹かせるような写真がツイッターに投稿され、話題になっている。
小さな器から、やわらかな水があふれ出しているようだ。光に照らされた透明なそれはタプタプと音を立てそうで、触れればひんやりと濡れてしまいそうなほど。
これが飴だなんて、信じられない......。美術品だと言われた方が、すんなり納得できそうだ。
そんな美しい作品を生み出したのは、大阪府在住の飴細工職人・あめくんさん@ame_ku_nさん。
Jタウンネット記者は13日、作品について本人に話を聞いた。
硬い飴を柔らかく、みずみずしく
あめくんさんが飴細工で水を表現したのは7月9日、講師として東京のアトリエチョコッシーという細工菓子の教室を訪れていたときだった。飴細工用のパラチニットという砂糖を溶かし、食用の青色素で色をつけて型に流したり、飴を引いたりして形を作ったという。
制作にあたってこだわった点を聞いてみると、
「硬い飴を柔らかく、みずみずしく見せるために曲線や透明感を大事に作成しました」
と語る。
その出来栄えは「自分自身の心も癒してくれるような仕上がりになったと思います」とのこと。
ツイッター上では他のユーザーの心も大いに癒したようで、5000件以上のリツイートと3万件以上のいいね(7月21日時点)を集めるほど話題に。
「食べるのもったいない‼️」
「目で涼がとれますね😊まるで美術品😍」
「涼みすぎて風邪引きました」
など、感嘆の声も寄せられている。
まさに夏の暑さに効く「水の宝石」。皆さんも、なんだかスッと涼しくなった気がしてきたのではないだろうか?
あめくんさんはツイッターやインスタグラム(ame_ku_n)上で手掛けたお菓子の写真を公開しているので、他にはどんな作品があるか気になった人は、ぜひ覗いてみてほしい。