映しているのは水面ばかり... 「池の中のカーブミラー」の存在理由が謎すぎる
ツイッター上で、あるカーブミラーが注目を集めた。
「え? そんなどこにでもあるモノが?」と思った人もいるだろう。ただ、今回話題となったカーブミラーはそこらの物とはわけが違う。何しろ、こんな場所にあるのだから......。
カーブミラーがひょっこり顔を出しているのは緑色の大きな池――奈良県奈良市にある八上池(ハジカミイケ)の中なのだ。
こちらの写真はインスタグラムやTikTokなどでも活動する「廃墟探検家」のSaho.さんが2022年6月29日、自身のツイッターアカウント(@urbex_34)に投稿したもの。
「どこから見ても池の中しか映しておらず、何の為に設置されたのかが不明」と書き添えられたツイートのリプライ欄には、様々な憶測が飛び交っている。
「魚の飛び出し注意やろ」
「龍が飛び出るのを確認するため」
「河童が道路に出る時に確認する為かなぁ」
自治体に聞いても、地元警察に聞いても...
カーブミラーの前には道路も走っている。そのために設けられているのかと思いきや、鏡にはほとんど池しか映っていない。
池の中を映し続けることに、何かのメリットがあるとは思えないが......。
なぜこんな場所にカーブミラーが設置されたのか。
Jタウンネット記者は奈良市農政課、奈良土木事務所道路管理課、奈良警察署警務課を取材し、八上池の周辺の業者などにも話を聞いてみた。しかし、その存在は知られていても、存在理由を把握している人は誰も居らず、謎が深まるばかり。
もし読者の中に何か知っている人がいれば、ぜひ話を聞かせてほしい。
知りませんか?奈良・八上池の中にカーブミラーがある理由
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