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「すげー透明度」「馬鹿には見えないだけですよね?」 3Dプリンターが5時間かけて生み出した「無」にネット民困惑

福田 週人

福田 週人

2022.07.19 20:00
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「ずっと空を切ってました」

カズヤシバタさんは、普段は自宅兼作業場で「発明家」として制作活動をしており、3Dプリンターを使用することも多いという。

「3Dプリントは数時間から、長い場合だと1日ほどの時間がかかるので、ずっと見ているわけにはいきません。そのため、夜寝る前にプリントをスタートして朝出来上がるように設定する事が多いのです」

そんな理由で、製作中の新しい発明品に使う部品を作るためにプリンターをスタートさせておいたところ......5時間後の14日の早朝、カズヤシバタさんの目に映ったのは投稿写真のような「無」だった。

なぜこんなことになってしまったのか。記者が聞いてみると、カズヤシバタさんは

「今回使った3Dプリンタは、最も一般的なFDM式(フィラメントという糸状の樹脂を溶かしながら押し出して造形する方式)の物だったのですが、内部で樹脂が詰まっていたことに気づかず、ずっと空を切ってました。よく発生することです」

と語る。よく発生することとはいえ、5時間待った結果がコレでは、その徒労感たるや......想像もつかない。

なお、その後は詰りを取り除いて再び動かしているそうで、「もう少し3Dプリンタには忙しく働いてもらいます」。

次こそはしっかりと「有」が生み出されることを祈るばかりだ。

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