絶対に何か起こるでしょ...! 南紀白浜の海の「嵐の前の荒々しさ」に圧倒される
2022.07.12 21:00
「嵐の前が静か...とは限らなかった」
そんなコメントともに投稿された写真が注目を集めている。
こちらは趣味で撮影を楽しむ大阪在住のTAKU(@maybeeeeem)さんが、2022年7月4日にツイッターに投稿した写真だ。
濃い青の空は激しい雲と夕日に彩られて様々な色が混ざり合い、その下では白い波が岩々に打ち寄せる。そんな空の下、海の向こうにあるのは、真ん中に丸い穴の開いた小島。
あの島でラスボスが待ち構えていそう――そんな想像が広がる荘厳な一枚である。
一体ここはどこなのか。Jタウンネット記者は同日、TAKUさんに話を聞いた。
いつか撮りたいと思っていた景色
TAKUさんによると、この場所は和歌山県南岸・白浜町臨海浦の南海上に浮かぶ「円月島」。正式には高嶋という名前だが、中央に円月形の穴が開いていることから、「円月島」と呼ばれている。
話題の写真を撮影したのは2022年7月1日。TAKUさんはこの場所によく通っているそうで、この日改めて撮影に行った理由については、
「台風が近づいていたので空が焼けるのではないかと思い、撮影に行きました」
と答えた。
写真では雄大な空の景色に加え、岩に打ち立てる波しぶきも印象的。撮影時のこだわりについて聞いたところ、
「荒々しい波を表現するためにシャッタースピードを速くし、水飛沫が上がるタイミングを狙いました」
と語る。思わず息を飲んでしまうようなこの神秘的な光景は、TAKUさんが「いつか撮りたいと思っていた景色」だという。まさに「渾身の一枚」にTwitter上では11日昼時点で6000を超えるいいねが集まり、
「今まで見た円月島で1番エモい」
「空に吸い込まれそうですねー!」
「波の感じがかっこいい✨」
と、その雰囲気に圧倒されるユーザーの声が続出している。