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町田だけじゃなく、大田区まで!? 崎陽軒による「神奈川エリア」の定義が不思議すぎる

大山 雄也

大山 雄也

2022.06.17 08:00
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かつては東京エリアだったけど......

広報担当者によると、配送エリアの振り分けでキーポイントとなるのが工場の場所。神奈川エリアには横浜市都筑区にある横浜工場から、東京エリアには江東区にある東京工場から弁当が配達されるという。

「町田市は崎陽軒の店舗が2店舗あり、どちらも横浜工場から供給しています。お弁当の配達もそれに合わせて神奈川エリアとなっています」(崎陽軒マーケティング部の広報担当者)

大田区も横浜工場からの配送となるが、立地的には東京工場も近い。わざわざ横浜工場からの配送にする必要もなさそうだが......。

「大田区も5年ほど前までは東京エリアの配達でした。ただ、詳しい理由はわからないのですが、その後配送エリアの改定があり、神奈川エリアに変わりました」(崎陽軒マーケティング部の広報担当者)

なお、「東京エリア」には町田市・大田区、そして島しょ部を除いた都内のすべての市区町村と、埼玉県と千葉県の一部が含まれている。

左が横浜工場の弁当、右が東京工場の弁当(画像は崎陽軒のお弁当配達公式ウェブサイトのスクリーンショット)
左が横浜工場の弁当、右が東京工場の弁当(画像は崎陽軒のお弁当配達公式ウェブサイトのスクリーンショット)

ちなみに横浜工場と東京工場のシウマイ弁当には一目でわかる違いがある。横浜で作られるものには紐がついていて、東京で作られるものは紐無しなのだ。配達サイト上の商品写真も、神奈川エリア版と東京エリア版で別のものが使われている。

横浜生まれ・横浜育ちの編集部員I記者とF記者にこの紐について聞いてみると、「紐無しなんてあるんですね」「紐がないやつがあることに衝撃を受けてます」というほどハマッ子には当たり前の存在。

そんな「本場のシウマイ弁当」を東京で受け取れるというのだから、町田市民と大田区民はむしろお得かもしれない。

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