「すごく耽美」「小説の舞台になりそう」 熊本の山奥にひっそり佇む「白昼夢のような館」の正体は...
2022.06.13 08:00
「絵画めいて白昼夢のように思えました」
この建物は、熊本県球磨村にある「森林館」だ。九州最大の長さを誇る鍾乳洞「球泉洞」近くのミュージアムである。
埋火さんがこの場所を訪れたのは、22年5月1日。遠出の際に偶然通りかかり、この建物を発見した。まだ明け方で、空はどんよりと曇っていたという。
写真を撮影したときの様子について、「埋火」さんはこう語った。
「球磨川沿いを進んでいたら、目の前の急斜面に不思議な雰囲気の建物が現れたので、一体何の建物だろうと思いながらシャッターを切りました」
「暗い天候も相まってか、山の斜面の木々の中に異質なデザインの建物が浮かび上がっている光景が、どこか絵画めいて白昼夢のように思えました」(「埋火」さん)
この不思議な建物は、どんな経緯で作られたのだろう。
Jタウンネット記者は、球泉洞を運営管理する球磨村森林組合に取材した。現地の写真も撮影してきたので、合わせてお楽しみいただきたい。