この発想はなかった! 高知で「極度に捨象された狛犬」が発見される
誰がつくった狛犬か? 謎のまま......
@kita_sakeさんによると、狛犬(?)たちが設置されている場所は高知市宝永町にある「多賀神社」。
撮影時期は、2022年5月上旬だった。この狛犬の存在には、いつ頃から気付いていたのだろう?
「たぶん5~6年前か存在には気付いていました。
今回ツイートしたのは、なんとなくです。面白いところだけど、そういえばツイートしたことなかったなと思ったので」(「@kita_sakeさん)
次に、Jタウンネット記者は、多賀神社に電話取材した。答えてくれたのは、宮司の小林良子さん。「あの狛犬は、もう20年以上も前に立てられたものなのですが......」と語る。つまり、本当に狛犬だったのだ!
「設置の経緯はよく分かりません。ある彫刻家の方からのお申し出があったと聞いていますが、具体的なお名前まではちょっと分かりかねます」(多賀神社・小林宮司)
どことなく現代アートのテイストを感じる狛犬だが、いったい誰が制作したのか? 謎のままだ(残念!)。 もし読者の中にご本人がおられたら、ぜひ話を聞かせていただきたい。
ちなみに多賀神社は、土佐藩初代藩主・山内一豊公によって、近江国(滋賀県)の多賀大社から勧請されたと伝えられている。
高知市内の中心部、「はりまや橋」からも遠くない場所のようだ。一度訪ねてみてはいかがだろう。
なお、グーグルストリートビューで見てみると、2012年7月の時点で存在していることがわかる。@kita_sakeさんが撮影したものを含めて、少なくとも3セットは同じものがあるようだ。
「レア狛犬」目撃情報募集中!
Jタウンネットではちょっと変わった狛犬の情報を募集しています。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、どんな狛犬か、どこにある狛犬かを明記し、お名前(ペンネーム可)、お住まいの都道府県を添えてお送りください。あなたが撮影した写真があれば、添付していただけると助かります。