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アレもコレも「本物」です 能登半島の小さな街にある「宇宙博物館」がとにかくガチすぎる

松葉 純一

松葉 純一

2022.05.25 20:00
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ロケットの「レプリカ」が高すぎた

宇宙科学展示室(画像は「コスモアイル羽咋」ウェブサイトより)
宇宙科学展示室(画像は「コスモアイル羽咋」ウェブサイトより)

投稿者「にいがたさくら」さんによると、「コスモアイル羽咋」を訪れたのは、2015年のことだったという。「歴史や地理、旅行に関する小話を毎日2話投稿しており、たまたまコスモアイル羽咋の話がバズっただけです」と謙遜気味に語った。

この博物館設立のきっかけについては、別ツイートで次のように紹介している。

「元々羽咋市は8世紀頃の古文書にUFOっぽいのが現れたという記述があり、それに全乗っかりでUFOの町をアピールしている。 当初はそのシンボルとして建てられだのがこの宇宙博物館、コスモアイル羽咋だ。しかし建物の建設に予算を使ってしまい、展示物にかける費用がない」
モルニア通信衛星(画像は「コスモアイル羽咋」ウェブサイトより)
モルニア通信衛星(画像は「コスモアイル羽咋」ウェブサイトより)

にいがたさくらさんが投稿した「小話」の詳細は、「コスモアイル羽咋」のウェブサイトで読むことができる。「UFOによる町おこし」の仕掛人となった高野誠鮮(じょうせん)さんのインタビューが掲載されているのだ。

それによると、高野さんは初め、博物館の入り口に実物大のロケットのレプリカを置こうと考えていた。

しかし、レプリカを設置するには1億6000万円かかる上、定期的なメンテナンスが必要になることが分かった。何せ羽咋は海が近いため、潮風でレプリカの鉄がすぐに錆びてしまうのだ。

展示物に使える予算は、2億円。レプリカだけでもそれほどの金額がかかるのなら、予算が全く足りない......。

借用書に、「10 decade」と書き込んだ
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