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「150年くらい生きているが、ずっと平社員」 新橋駅に爆誕した「烏森口の黒森さん」の衝撃プロフィール【全国駅キャラ図鑑】

井上 慧果

井上 慧果

2022.05.25 17:00
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皆さんが普段使う駅には、「駅のオリジナルキャラクター」はいるだろうか。

その駅ごとの特徴を表現していたり、はたまた何の関係もない謎の設定があったりと、スタイルはさまざま。ツイッターをはじめとしたSNSでもしばしば話題となるそんな「駅のオリジナルキャラクター」のゆるさに惹かれ、Jタウンネットでは【全国駅キャラ図鑑】を少しずつ更新中だ。

そんな編集部の元に、2022年5月11日、読者から「新橋駅で発見しました」と、こんな駅キャラの画像が送られてきた。

爆誕(画像は読者提供)
爆誕(画像は読者提供)

緑のネクタイが可愛らしい黒い鳥。その名も「烏森口の黒森さん」。新橋駅の出口の一つ「烏森口」がモチーフにしたカラスのキャラクターらしい。

丸いフォルムといい、ニコニコの目元といい、とにかく絶妙なゆるさがたまらない。可愛いものに目がないJタウンネット記者は一目で虜に。新橋駅にこんなかわいいキャラクターがいたとは知らなかった。「爆誕」とあるが、いったいいつ......?

Jタウンネット記者はJR東日本東京支社の広報担当者に、「烏森口の黒森さん」について話を聞いた。

「伝統を重んじるタイプ」です

担当者によると、2022年10月に迎える鉄道開業150周年を盛り上げるために新橋駅の駅キャラクター作成が企画され、駅社員等がデザイン等を考案し、誕生したのが黒森さんだ。

お披露目されたのは、カラスの英名である「クロウ」にひっかけて、21年9月6日。

「150周年という節目にあたり、今後も長く皆さまに愛してもらえるような愛嬌のあるキャラクター設定を考えました。
また名前の『黒森』さんは時間をかけて考えたこだわりの名前です」(JR東日本東京支社・広報担当者)
「トリモリ口」じゃないよ(画像は読者提供、編集部で一部トリミング)
「トリモリ口」じゃないよ(画像は読者提供、編集部で一部トリミング)

そんな黒森さんの気になるプロフィールを、担当者が教えてくれた。

・とても頭が良く、150年くらい生きているハシブトガラスの重鎮だが、ずっと平社員で、新橋以外で働いたことはない。
・おしゃれにはとても気を使い自慢のくちばしはいつもツヤツヤに磨かれているが、1番のチャームポイントは頭の寝ぐせ。
・伝統を重んじるタイプ。
・メタボ気味でよく鳩と間違われる。

まさか150年以上も生きていたとは......。かなり衝撃的なプロフィールである。

活躍の場を広げる黒森さん

なお、現在の黒森さんの活動状況はというと、

「駅の様々な告知等に活躍の幅を広げており、ポスターは烏森口に限らず駅内各所に展開を拡大しています」

とのこと。また、新橋駅南改札外に23年3月下旬まで設置されている予定の「鉄道開業150年トリックアート」にも黒森さんが出現しているそうだ。

黒森さんはツイッター上でもすでに注目を集めつつあり、

「最近できた新橋駅のキャラクターかわいい。烏森口の黒森さん」
「黒森さん可愛い!!」
「新橋駅にトリちゃん爆誕してた 黒森さんだって!
サラリーマンなのかな?タレ目可愛い」 「黒森さんかわいい。今後、グッズとか展開するのかな?」

といった声があがっている。

新橋駅を訪れた際には、その愛らしい姿を探してみてほしい。

あなたが見つけた「駅のオリジナルキャラクター」、教えて!

Jタウンネットでは、各地の「駅のオリジナルキャラクター」の情報を募集しています。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、キャラクターの写真と撮影日時、駅名を教えてください。ご投稿、お待ちしています。

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