賽銭泥棒をAIで検知! 名古屋で生まれた防犯システムがすごい
[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2022年4月25日放送の「イマネタ!」のコーナーで、名古屋市の会社が開発した、賽銭泥棒の犯行を防ぐための「AI検知システム」が紹介されました。
神社・寺院の数が全国1位を誇る愛知県。愛知県警によると、昨年は賽銭泥棒による被害が150件も出ています。
そんな中、名古屋市にあるセキュリティ機器販売会社「トリニティー」は、防犯カメラにAIを搭載した「賽銭泥棒検知AIシステム」を開発しました。
賽銭泥棒の行動パターンは、賽銭箱のカギを壊すなど決まっているため、そのパターンに当てはまる不審な動きをする人物をAIで解析し、登録者のLINEに画像を通知します。リアルタイムでLINEに通知されるので、遠方にいても早く通報できるのが最大のメリットです。
また、AI検知システムは他の「賽銭泥棒検知」以外の用途でも使われています。
愛知県で多いのが自動車盗難。去年約700件もの被害がありました。
そこで自動車盗難を防ぐためにも技術を活用。高級車を持つ人を中心に注文が多数寄せられているそうです。
実は、防犯カメラを設置するだけでは、撮影データも上書きされ、被害がいつ起こったのか知るのは難しいそうです。
その点、リアルタイムで知らせてくれれば、泥棒を追い払うこともできるので、被害は減るかもしれませんね。
(ライター:iwatami)