線路の周りに石がいっぱいあるのは何故? JRに聞く
[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2022年4月20日放送の「キニなるぅ」のコーナーでは、電車が大好きな子供の疑問を解決していました。
みなさんは、どうして線路の周りに石がいっぱいあるのかご存じですか?
JR西日本の村上友裕さんによると、線路の周りに敷き詰められている石は「バラスト」といって、これが列車の衝撃を吸収して揺れが小さくなり、騒音も小さくなるのだそうです。
バラストは大きい石から小さい石までいろんなサイズがあり、さらに石だけでなく砂利もあります。いろいろな形のものを使って隙間が無くなるようにしているそうです。
軽い砂利だけだと電車の重みで線路がずれるため、重たい石で安定させているのです。
石で電車の重みを支えて、お客さんが快適に利用できるようにしているんですね。
しかし、すべての線路の周りに石があるわけではありません。なぜなんでしょうか。
たとえば路面電車もコンクリートを使っていますね。これは、車などの交通があるためなんです。
確かにJRの線路でも、人や車が通る踏切などはコンクリートを使っていますね。
線路の周りの石が電車の揺れや音を小さくして快適に乗るためだったとは、大人の私も知らなかったです。
(ライター:momiji)