襲いますが、何か? 「カラスが襲って来ることがあります」の看板の上でふてぶてしすぎるカラスが目撃される
異様なまでの説得力を持つ光景が、ツイッター上で注目を集めている。
こちらは、ツイッターユーザーのオジョンボンX(@OjohmbonX)さんが2022年4月23日に投稿した写真。
地面の上に立てられているのは、黒い鳥のイラストと共に「カラスが襲って来ることがあります。」と書かれた看板だ。そして、その看板の上には、まさにそのカラスが1羽とまっている。
まるでこのカラスについての注意書きのような状態。たしかに、これは説得力がありすぎる......。
オジョンボンXさんの投稿に対し、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「面構えが違う」
「ご本人登場パターンや」
「カラス『襲う気満々だが何か問題でも?』」
Jタウンネット記者は撮影当時の状況について、オジョンボンXさんに詳しく聞いた。
実際に食べ物を奪っていた
オジョンボンXさんが話題の看板とカラスを見かけたのは23日の11時半ごろ、場所は北海道神宮(北海道札幌市)だ。
「敷地内に2か所茶屋があり、そのうち1か所でお菓子を食べていたところ、カラスが周囲にいるのに気付きました。それを眺めていたら、カラス注意の看板の上に乗ったので撮影しました」(オジョンボンXさん)
カラスはオジョンボンXさんが近付いても逃げる様子も見せず、堂々とした印象を受けたそうだ。
「注意看板とその注意対象が一緒にいる写真はネットでも過去にいくつか見かけたことがあり、可笑しいなと思っていましたが、実際に目の前で起こると『こんな感じで発生するのね』と感慨深い気持ちになりました」(オジョンボンXさん)
実は、オジョンボンXさんは写真を撮る30分~1時間ほど前に屋外で食事をしていた少女がカラスに食べ物を奪われる現場を目撃しており、
「周囲の人みんな『あぁ~......』とため息をついていて、悲しい場面でした。木の枝の上から2、3羽のカラスが狙っていて恐ろしかったです」
と振り返った。やはり注意書きの看板が立てられているだけのことはあるようだ。
皆さんも「カラスに注意」の看板を見つけたら、十分に気を付けた方がいいだろう。そこはもう、彼らの縄張りの中かもしれない。