「三英傑」って誰のこと? ←この質問への回答で、相手の出身地が分かるらしい
[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2022年4月6日放送の「あらゆるサーチ」のコーナーで、「三英傑」という言葉について取り上げていました。
この言葉、名古屋人にとっては大常識。愛知出身の戦国武将、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3人を指しています。
しかし、実はこの言葉、愛知を中心とした地域でしか使われていないそう。つまり、他の地域の人には通じない可能性が......。
そこで番組では、「三英傑」が通じなくなる境界線はどこにあるのか、名古屋を起点に新幹線の駅で調査していました。
地元の10人に聞いて、半数以上が答えられなければ、そこが境界線と認定するというルールです。もちろん、名古屋で聞けば10人中10人が即答できます。
まずは、東側。10人中2人しか答えられなかったのが静岡駅。静岡にゆかりのある徳川家康は出てくるものの、信長と秀吉の名前は出てきませんでした。なので、東の境界線は、掛川駅と静岡駅の間。
そして、西の境界線は、岐阜県と滋賀県の県境でした。10人中3人しか答えられなかった滋賀県の米原駅では、静岡とは逆で信長・秀吉が出てくるものの、家康の名前があがりませんでした。代わりに明智光秀をあげる人も。
滋賀には、信長や秀吉のように、家康のゆかりの場所ないことが原因のようです。
その土地柄がわかる面白い調査でした。静岡の浜松駅では、「ヤマハの社長、ホンダの社長、遠州鉄道の社長」と地元発祥企業の社長を挙げる人もいましたよ。
(ライター:iwatami)