「事故に遭い入院した私を、毎日励ましてくれた同室の患者。カーテン越しで顔を知らなかったせいで...」(岩手県・50代男性)
せっかく病室に来てくれたのに......
この男性の正体がわかったのは、後のことでした。カーテン越しの隣のベッドに入院していた人で間違いない、と妻が言うのです。
本来であれば、感謝の気持ちを伝えなければならないはずなのに、私は無下に追い返してしまいました。
出来ることなら、その男性にお会いして、私の非礼へのお詫び、感謝の気持ちを伝えたいという気持ちでいっぱいです。
退院した桜の時期になると毎年このことを思い出します。
誰かに伝えたい、あのときは「ごめんなさい」、ありませんか?
身近な家族や友達はもちろん、今はもう会うことのない疎遠になった知人、偶然出くわした見知らぬ人......そんな相手との、心の「しこり」のような思い出が誰にも1つや2つはあるものだ。
そこでJタウンネットでは、読者の皆様の「今さらかもしれないけれど謝りたいこと」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)