新種の鉱石「メンツヤイト」発見!? 4年間の放置が生み出した「めんつゆの結晶」がかなりキレイ
冷蔵庫や食品庫を整理していたら、何年間も放置していた調味料が出てきた──そんな経験はないだろうか。
2022年4月、ツイッター上で話題になっているのは、数年越しに発見されためんつゆに起きていた「異変」である。
こちらは、埼玉在住の作曲家・中迫酒菜(@Nakazako)さんが4日、ツイッターに投稿した写真だ。
映っているのは何やら四角くて透明な物体で、一部分が茶色くなっている。一見すると、ガラス製の小物か何かのよう。
しかし、中迫さんのツイートによるとその正体は......なんと、塩の結晶! 4年間放置していためんつゆの中で、自然とできていたものだというのだ。
その大きさは1センチほど。美しいと言っていいほどの見事な結晶に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「ほ、宝石!?」
「めんつゆ由来の鉱物、メンツヤイトと命名するか」
「麺つゆ買ってきて放置しようかな...」
Jタウンネット記者は「めんつゆの結晶」について、投稿者の中迫さんに話を聞いた。
舐めてみたらしょっぱかった
中迫さんが「結晶」を発見したのは4日の夜、自宅の台所でのこと。荷物整理のために台所の棚を検めていたところ、賞味期限の切れためんつゆを発見した。
「自分はあまり料理をしないため、大瓶で買っためんつゆが使い切れずに放置されていたんです。それをゴミに出すために洗っていたところ、中からカラカラと音がするので『何だろう』と思ったら、塩の結晶でした」(中迫さん)
中迫さんが発見した結晶を試しに舐めてみたところ、その味は「しょっぱかったです」。
「小学生の時に塩の結晶に何度も挑戦して毎回失敗していたので、このような形で実現できて嬉しいです」(中迫さん)
その後、「結晶」は捨てることなく大切に机に飾ってあるそうだ。
読者の皆さんも、もし自宅で長年放置されていた調味料を見つけたらチェックしてみてはどうだろう。思わぬ「お宝」が見つかるかもしれない。