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あの時はありがとう
旅先いい話

「幼い息子と乗った通勤ラッシュの新幹線。泣き始めたのでデッキでしゃがんでいると、スーツの男性が...」(群馬県・30代女性)

井上 祐亮

井上 祐亮

2022.02.26 08:00
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これから仕事で大変なはずなのに

2両先の車両まで移動すると男性は、こう言いました。

「こちらの席が空いていたのでどうぞ」

ご自身もこれから仕事で大変なはずなのに、彼はなんと空いていた席を私たちに教えに来てくれたのです。

離れた車両まで案内しに来てくれた(画像はイメージ)
離れた車両まで案内しに来てくれた(画像はイメージ)

降りるときにまたお礼を伝えたかったのですが、その人は知らない間に降りられていました。

その頃は育児が大変で、子供ががぐずれば周りの人に嫌悪感を抱かせてしまって申し訳ないとマイナス思考になってしまうことが多く、自分にも余裕が持てませんでした。そんなときに優しく手を差し伸べてくれて、本当に心が救われました。

大きくなってから息子にもこんな素敵な人がいたんだよと話して聞かせています。

もうすぐ中学生になる息子も困っている人に手を差し伸べられる大人になれるようまだまだ子育て頑張ります。

あのときのスーツの男性に、ありがとう。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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