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日曜日の早朝にだけ現れる...? 怪しすぎる「千葉急行バス」の謎を追う

大山 雄也

大山 雄也

2022.02.18 08:00
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「幽霊バス」
「怪談じゃん」
「こんなの乗ったらゲゲゲの鬼太郎の世界...もとい、ビビビのねずみ男の世界に連れ去られちゃいそう」

2022年2月半ば、ツイッターユーザーのおだぎりさとし(@Odagiri_Satoshi)さんの投稿に対して、そんな物騒な反応が寄せられた。

おだぎりさんがツイートしたのは、廃墟やお化け屋敷の話題ではない。本来、怪しい点や恐怖を感じるはずのない、「バス停」の写真なのだ。

それがこちらである。

宮内山と書かれたバス停(写真はおだぎりさとし@Odagiri_Satoshiさん提供、編集部でトリミング加工)
宮内山と書かれたバス停(写真はおだぎりさとし@Odagiri_Satoshiさん提供、編集部でトリミング加工)

この紙は、千葉市若葉区にあるコミュニティバスの宮内山バス停の横に設置されているものだという。ラミネート加工されており、「八街駅ゆき」と行き先が書かれている。

これだけだとあまり違和感はないが、よく見るとバス停と称していながら園芸用の支柱に貼られており、なんとも雑。運行しているバスも毎週日曜の早朝5時台の1便だけ。

そして何より、右下に書かれた「千葉急行バス」という名称が謎を呼んでいる。

Googleや国税庁の法人番号公表サイトで検索しても「千葉急行バス」は引っかからない。さらにバス停の貼り紙には連絡先も書かれていないため、これが会社なのか何なのか、実態が全くわからないのだ。

一か所だけではなかった謎のバス停
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