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もしかして、寒さをしのいでる? 大分駅のホームに現れた「待合室を占拠するバケモン」の正体とは

松葉 純一

松葉 純一

2022.01.12 08:00

南蛮船からキメラが運ばれてくる

画像提供:大分県立美術館
画像提供:大分県立美術館

Jタウンネット記者の取材に応じたのは、大分県立美術館の学芸員だった。

「2021年秋、JR大分駅の駅長さんから、駅の喫煙スペースを使わなくなったので、何か活用できないか、という相談がありました。そこで県立美術館のイメージアップと、大分県にゆかりのあるアーティストの発信の場として、企画しました」(大分県立美術館学芸員)

そこでトップバッターとして、2021年12月4日からJR大分駅3・4番線ホームに登場したのが、「キメラブネ」。絵本作家/美術家「ザ・キャビンカンパニー」の作品だ。彼らはこの作品のコンセプトについて、こう説明している。

『新しいものを生み出す』ということは、
時代を超え、国を超え、蓄積され、混ざり合い、
咀嚼された何かが、新たな形となって表出されることだと思う。
それは、中世大分の南蛮文化の伝来に似ている。
本作品『キメラブネ』は、元喫煙所スペースを南蛮船に見立て、
南蛮文化により、もたらされた動物『虎』『象』『孔雀』を
混ぜ合わせたキメラが運ばれてくる様子を表現している。
(ザ・キャビンカンパニー《キメラブネ》2021年制作)

南蛮船というコンセプトから生まれたのが、皆を驚かせた創作物というわけだ。

画像提供:ザ・キャビンカンパニー
画像提供:ザ・キャビンカンパニー

ザ・キャビンカンパニーは、大分県生まれの二人組の絵本作家/美術家。2009 年にユニットを結成、活動を開始し、多数の絵本を出版。大分県の廃校をアトリエにして、新たな作品を生み出しているという。

どうやら大分県から、何やらおもしろいことが始まりそうだ。

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