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イタズラ好きな猫ちゃんも、お手上げだ! 障子紙を「布」に替えてみた結果→めっちゃ良い

松葉 純一

松葉 純一

2022.01.08 17:00
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猫は大好きなのだが、いつも障子をズタボロにされて困ってしまう――。そんな悩みを抱えていた1人のツイッターユーザーが、昨年末に挑戦した「障子の張り替え」の結果が、2022年1月5日に投稿され、話題となっている。

「Econeco」(@ECONECOxxx)さんのツイートより
「Econeco」(@ECONECOxxx)さんのツイートより

障子戸の木枠の中は、色とりどりで、柄も様々。実はこれ、紙ではなく、「ぜんぶ布にした仕様」(Econecoさんのツイートより)。カラフルな布を張り合わせた、素敵なデザインのインテリアになっていて、どこか大正ロマン風の雰囲気も感じられる。

布であれば、イタズラ好きな猫ちゃんも手の出しようがあるまい。「Econeco」(@ECONECOxxx)さんが投稿したツイートには、10万7000件の「いいね」が付けられ、こんな声が寄せられている。

「すごい~!! 可愛いしピンク系で統一されててキレイですね!」
「人気アトラクションみたいで、めっちゃキレイです」
「発想に天才的なセンスを感じます」

「布で張り替え」とは、いつ、どんなきっかけで思いついたのだろう? Jタウンネット記者は投稿者の「Econeco」さんに聞いてみた。

障子1枚仕上げるのに6時間かかりました

投稿者「Econeco」さんはイラストレーター。アートや作家コラボ作品、ハンドメイド作品のアトリエショップを経営している。今回の「布で張り替え」のきっかけについて、こう語った。

「猫が障子によじ登るので、この障子は木枠まで折れてボロボロになっていました。猫対策にプラスチック製の紙にしてみたり、プラダンボールにしてみたり、試行錯誤してきたのだけど、全部ダメで。そこで、もしや布なら、と思いつきました。
でも、はじめてすぐに大変さに気付きました。布を切る作業も含めて、障子1枚張り替えるのに6時間かかって......後悔しましたが、時すでに遅しということで、やりきりました」(「Econeco」さん)
「Econeco」(@ECONECOxxx)さんのツイートより
「Econeco」(@ECONECOxxx)さんのツイートより

「Econeco」さんが猫を飼い始めたのは、4年前。保護猫を引き取ったそうだ。

「猫はいつだって遊びに勇敢ですよね、うちもプラスチック障子にもしましたが、ダメでした」と述懐する。

「Econeco」(@ECONECOxxx)さんのツイートより
「Econeco」(@ECONECOxxx)さんのツイートより

制作にあたって苦心した点を聞くと、こう答えた。

「布を切るのも、地味に大変でした。布用のハサミは必須です。
グルーガンで貼りましたが、布なのでピンと張った状態のまま接着するのは大変で、たまに火傷しそうになりました。
ちなみに柄の並びは全体的にバランスを見ながら、でも全く計画性はなく、貼っていきました」(「Econeco」さん)

グルーガンとは、ピストルのような形をした、接着用の道具。グルーとは樹脂のことで、熱によって溶けて冷えると固まるらしい。

「Econeco」(@ECONECOxxx)さんのツイートより
「Econeco」(@ECONECOxxx)さんのツイートより

「裏はグルーガンで適当に付けたから 結構きたないですが、やり方が気になる方がいらっしゃるみたいなので ......」と、「Econeco」さんは裏面の写真も披露してくれた。「雑な裏側はコチラ (また踏まれた......)」というコメントが添えられている。

「Econeco」さんの考案した「布で障子張替え」、猫を愛する人には参考になったかもしれない。今からでも遅くはない、「イタズラ対策」に試してみてはいかがだろう。

1月18日16時40分編集部追記:Econecoさんによる回答部分の表記を一部修正しました。

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