日本でも他人事じゃない「竜巻被害」 もしもに備えて知っておきたい「火災保険」の2つのポイント
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2021年12月13日放送の「タカオカ目線」のコーナーでは、竜巻の際にとるべき行動ともしもの備えについて解説していました。

10日から11日にかけて、米南部・中西部の6州で数十もの竜巻が発生し、甚大な被害をもたらしました。
気象庁のウェブサイトによると日本での竜巻の年間発生件数は平均25件(海上竜巻を除く)。一つの市町村でみれば「90年に一度程度の極めて稀な現象」ということですが、一度発生すれば「家屋の倒壊」や「車両の転倒」、「飛来物の衝突」などにより、短時間で大きな被害をもたらすことがあるようです。
竜巻は、急に来るものですが、予兆はあります。番組では、竜巻の際のとるべき行動について紹介していました。
まず外出先では「頑丈な屋内」へ。
コンクリート製の建物に入ります。プレハブはNGとのことです。
自宅では窓から離れ、「頑丈な机の下や浴槽」へ。
渦が来て窓ガラスが破壊されます。雨戸・カーテンを閉め一階へ。頭・首を守ってくださいとのことでした。
また、竜巻の補償は「火災保険」の範囲になります。保険に「風災適用(竜巻)はあるか?」、「家財保険が付いているか」を確認してくださいとのことでした。
「風災適用(竜巻)」は「住宅火災保険」にセットされていることがほとんどだそうですが、家財保険はオプションとなっていることが多いようです。年払いでもそんなに高くないので入っておいた方がよいとのことでした。
いつ起こるかわからない竜巻に備えて、いざという時の行動を頭に入れ、さらに保険の補償内容のチェックをおすすめします。
(ライター:まみ)