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「学校帰りに通い続け、仲良くなったハンバーガー屋のお姉さん。でもある日、余計なことを言ってしまい...」(千葉県・30代男性)

大久保 歩

大久保 歩

2022.01.05 12:48
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いまだに消えない後悔

そして、ある日。お姉さん自身の話になったとき、高校はどこに行ってるのかと聞きました。すると彼女は、

「学校は行かなくなっちゃったんだよねー」

と、一言。私は、「学校はちゃんと行かないとダメですよ」と返しました。

「そーだねー」

この会話が最後ではなかったと思いますが、お姉さんはその後しばらくして辞めてしまったと聞きました。

笑顔が優しかったお姉さんは辞めてしまった(画像はイメージ)

本当に、あの一言には後悔しています。偉そうなことを言える立場ではないのに、お姉さんの事情もあったと思うのに。酷いことを言ってしまいました。

もうあれから20年近くたちますが、いまだに、このときの後悔とお姉さんへの感謝の気持ちは消えません。あのときは本当にありがとうございました。

私が今、生きているのはあなたのお陰です。もう一度会えればと、いつもあなたのことを考えます。

誰かに伝えたい、あのときは「ありがとう」「ごめんなさい」、ありませんか?

身近な家族や友達はもちろん、今はもう会うことのない疎遠になった知人、偶然出くわした見知らぬ人......そんな相手との、心の「しこり」のような思い出が誰にも1つや2つはあるものだ。

一方で、当時はお礼を言えなかったけれども、今でも温かい思い出として残っている「感謝」のエピソードがある人もいるだろう。

そこでJタウンネットでは、読者の皆様の「今さらかもしれないけれど懺悔したいこと」や「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(相手にどんなことをしてしまったのか、どんなことを謝りたいのか、逆にしてもらって嬉しかったことなど、500字程度~)を、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)

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