年越しそばって大みそかのいつごろ食べてる?→全国調査の結果、栃木だけちょっと早かった
今日は大みそか。皆さん、年越しそばはもう食べただろうか。それとも、これからだろうか。
神奈川県出身・都内在住の記者は毎年、大みそかの夕食として19時ごろに食べている。
同僚など周りの人に話を聞くと、大きく分けて「夕食の時間に食べる」派と「夕食の後、夜中に食べる」派が多い印象だった。
では、年越しそばを食べる時間帯には、地域ごとの傾向はあるのだろうか。
Jタウンネット編集部では2021年12月3日~12月23日の期間、「年越しそばっていつ食べてる?」をテーマにアンケート調査を行った。
投票総数は、2205票。はたして、結果は――。
75%以上が夜~年明けまでの間に
今回用意した選択肢は、計6つ。「朝」「昼」「夕方」「夜」「夜中」、そして「(年が)明けてから」だ。
まず、全国の結果から見てみよう。
最も多かったのは、「夜」で41.1%(907票)。僅差で2番目に多かったのは、「夜中」で34.8%(768票)だ。以下、「夕方」が16.2%(358人)、「昼」が5.0%(111票)、「明けてから」が2.1%(46票)、そして「朝」が0.7%(15票)と続く。
予想どおり、31日の夜になってから年が明けるまでの間にかけて食べる人が特に多い。
一方、大みそかの「朝」ではまだ年が明けるまでにかなり時間があるためか、そこで年越しそばを食べる人は非常に少ない様子。
では、都道府県ごとに見るとどうだろう。
栃木の存在感
これは、47都道府県を、その地域で最も投票が多かった選択肢ごとに色分けした地図である。
福島、静岡、愛媛の3県は、「夜」と「夜中」が引き分けという結果だった。
そして、栃木は全国で唯一、「夕方」を選んだ人が37.0%と最も多かった。とはいえ、他の選択肢とその割合はほぼ拮抗していて、「夜」が33.3%、「夜中」が29.6%である。
そして全体的には、やはり「夜」が最多の地域と「夜中」が最多の地域が目立つ。
地方ごとに見てみると「夜中」が優勢なのは、北海道(42.6%)、東北地方(47.2%)、中部地方(42.7%)。「夜」が優勢なのは、関東地方(45.1%)、近畿地方(47.7%)、中国・四国地方(38.1%)、九州・沖縄地方(44.8%)である(三重県は近畿地方に含む)。
北海道では他の地方と比べて「昼」に食べる人の割合が多めで、東北は遅めの時間に食べる人が多いようだ。
さて、2021年もあと数時間で終わりを迎える。筆者もそろそろ、年越しそばの支度を始めることにしよう。