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「宿に向かう道中で、お金が足りないと気付いた私。急遽キャンセルの連絡をすると、ドスの効いた声が...」(大阪府・30代男性)

井上 慧果

井上 慧果

2021.12.04 08:00

旅をするなら、宿の確保は欠かせない。

しかし、なかにはふらりと気ままに旅をするのが好きだという人もいるだろう。特に自転車やバイクなどで旅をしていれば、どこで泊まるのか直前まで決まらないこともある。

大阪府在住の読者・Eさん(30代男性)も、数日かけて一人で自転車旅をするのが趣味。だが以前、年始の休みを利用して旅に出た際、ピンチに陥った。その日泊まる宿が、見つからなかったのだ。

宿が見つからない...(画像はイメージ)
宿が見つからない...(画像はイメージ)

旅先で色々なところに電話をするも、どこも予約でいっぱい。野宿も覚悟したEさんを受け入れてくれたのは、普段は閉めているという1軒の宿。

しかし彼は目的地に向かう途中で、なんと手持ちの金が足りないことに気づく。

仕方なくキャンセルをしようと宿に再度連絡したところ、電話に出たのはドスの効いた声のおばちゃんだった。

自転車で和歌山一周旅へ

自転車愛好家、いわゆる「チャリダー」である私は一人で数日間かけて自転車で旅をすることが趣味です。

10年ほど前、元旦の連休を利用し大阪府から和歌山県の有田市~白浜~十津川村と和歌山一周の旅を決行しました。

自転車で和歌山一周(画像はイメージ)
自転車で和歌山一周(画像はイメージ)

和歌山の観光地を満喫して、疲労困憊ながらも温泉目当てに十津川村に向かっているときのこと。秘境と聞いていたので宿の予約を取ろうとあちこちに問い合わせるも、時期的なものもあり、どこも予約がいっぱい。今夜は暖かくして野宿かと諦めかけていました。

そんなとき、1軒だけ

「いつもは閉めてるけど素泊まりならいいよ」

そう言ってくれる宿があったので、即決しました。

手持ちが足りないことに気付いた

目的地まで思ったよりも難所で、すっかり夜になってしまいました。

そして途中、あまりの寒さに何度か暖かい飲み物を買ったところで、財布の残金では宿代を支払えないことに気付きました。道中ATMはおろか、コンビニすらある気配もありません。

自分の要領の悪さに悲観しながら宿にキャンセルの電話を入れたらドスの効いた声のおばちゃんが出ました。予約の電話を受けてくれたのと、同じ人です。

「お金はあとで払ってくれたらいいから気をつけておいでや~」

彼女がそう言ってくれたので、お言葉に甘えて宿まで急ぐことにしました。

到着は21時くらいだったと思いますが快く迎えられ、「寒かったやろ!先にお風呂入り~」と宿の温泉に案内されました。

宿には温泉も...(画像はイメージ)
宿には温泉も...(画像はイメージ)

硫黄の臭いがするお肌がすべすべになる泉質の良い源泉で旅の疲れが癒えたのを今でも覚えています。

お風呂から上がると...

そしてお風呂から上がると、おばちゃんに「ちょっとしたもんやけど食べるか?」と言われ、晩ご飯までご馳走になってしまいました。

夕食も出してくれた(画像はイメージ)
夕食も出してくれた(画像はイメージ)

素泊まりなのに至れり尽くせりのサービスをしていただいて感謝しかありません。

もちろん宿代は、後でお支払いしました。

今でも十津川村へ立ち寄ったことがとても良い記憶として残っています。寒くなってきたのでまた立ち寄ろうと思います。

今度はちゃんとお金を持って。

「忘れられない旅先でのエピソード」、教えて!

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