スッキリしてるのに、体の中から温まる... 本格焼酎メーカーが作った甘酒が斬新なおいしさだった
テレワークがやや減少し出社の機会が増え、デスクで飲むものがワンパターン化してきたのは記者だけだろうか。
家のキッチンに比べ、会社の給湯室にこだわりのコーヒーメーカーやティーサーバーなどを置くのは難しい。仕方なく、手軽な粉末のスティックコーヒーやティーバッグをデスクに常備している人も多いのでは?
そんな記者はある日、運命の出会いをした。
それが、芋焼酎「黒霧島」でおなじみの霧島酒造(宮崎県都城市)の「発酵あまさけ 白麹仕込み」(税込み298円)。
宮崎に出張に行った同僚が、甘酒好きの筆者にお土産として買ってきてくれたのだ。
2021年11月1日の「本格焼酎の日」に合わせて新発売された甘酒なのだが......オフィスで仕事しながら飲む物として、最適解かもしれない。
まずは冷やして飲んでみる
甘酒はその栄養価の高さから「飲む点滴」とも呼ばれ、健康意識の高い人を中心に人気が高まっている。
日本酒の酒粕を使って作るもの、というイメージがあるかもしれないが、先述の通り「発酵あまさけ 白麹仕込み」は、霧島酒造......全国でも有数の焼酎メーカーが作ったものだ。
同社は、麹による、発酵の力を活用した焼酎造りを行っている。ここからヒントを得て、新しい味わいの「発酵あまさけ 白麹仕込み」が生まれた。
焼酎造りに使われる「白麹」を使用し、「さらりとすっきり」した味わいに。
もちろんノンアルコールなので、未成年や妊娠中・授乳中の人も安心。当然、オフィスで堂々と飲むこともできる。
記者も、実際に自分の席で飲んでみた。
冷蔵庫でしばらく冷やし、よく振ってから、まずはひと口。筆者が普段飲んでいるもの(酒粕と米麹を使ったもの)よりも舌ざわりがずっとなめらかだ。サラサラと喉を通り、飲みやすい。
そして、温めてみると......!
次に、湯呑に移して電子レンジで温めてみた(500Wで1分ほど)。
日本酒のような香りがいっそう豊かになり、飲んでみると、味わいにもまろやかさが増した気がする。
まるで熱燗を飲んだときのように、体が内側からぽかぽかしてきた。
砂糖不使用かつ甘味料無添加なのだが、自然な甘みがあり、疲れた脳にしみわたっていく。
これは、次の原稿のアイデアが浮かんでくる予感......!
「発酵あまさけ 白麹仕込み」は、霧島酒造が運営する複合施設「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」(宮崎県都城市)内のショップと、同エリア内の「霧の蔵ベーカリー」で購入できる。オンラインショップでの取り扱いはないが、ショップに連絡することで取り寄せも可能だ。
「甘酒片手にオフィスワーク」、ぜひお試しあれ。