「あ」「うん」ならぬ「パ」「オン」かな? お寺の入り口にまつられた「狛象」たちがホッコリかわいい
仏教の言い伝えに由来
仏教の開祖・ブッダ(釈迦)には、生誕にまつわるこんな言い伝えがある。
釈迦族の王妃・マーヤーはある日、不思議な夢を見る。白い象が天から降りてきて、彼女の右脇から体の中に入ったのだ。そんな彼女が産んだ子供が、ゴータマ・シッダールタ。のちのブッダである。
このことに由来し、瑞泰寺ではゾウの像をまつっているとのことだった。
今回の投稿に対し、ツイッターではこんな反応が寄せられている。
「これは...、ぜひ訪れてみたい」
「こまぞうかわええ」
「阿形、吽形の見分け方は有るのでしょうか?」
「「口を開けてるのが『パ』
閉じてるのが『オン』」
そして投稿には、瑞泰寺以外の「狛象」情報も集まっている。
例えば渋谷の長泉寺の入り口には対のゾウの像が置かれており、名古屋の日泰寺では、タイのチュラロンコン国王の像の左右に、それぞれゾウの像が置かれているという。なおこの寺は、タイ王国から寄贈された釈迦の遺骨(真舎利)を安置するために建立された。
目黒不動尊として親しまれる目黒区の瀧泉寺の仁王門の前にも、ゾウの像が1体あるようだ。
また、金運アップのパワースポットとして知られる千葉県・長南町の長福寿寺の本堂の前にも、巨大なゾウの像が2体。その様子はJタウンネットでもかつて取り上げているので、気になる方は「狛犬ならぬ『狛ゾウ』がお出迎え! 金運アップで話題のパワースポット・長福寿寺が色々すごかった」をご覧いただきたい。
もしかすると、全国の寺院には他にもさまざまな「狛象」が存在している...のかもしれない。