「ブナシメジ:おいしい」「ナメコ:きわめておいしい」 説明が主観的すぎるキノコの展示に反響
「主観のバイアスが強い」
そんなコメントと共に投稿された、ある博物館の展示の説明文が、ツイッターで注目を集めている。
こちらは、「アフタヌーン四季賞2020秋」に準入賞した漫画作品「POLKA DOT STINGRAY」の作者で、ツイッターでも作品を発表している茨城県在住の漫画家「潜水そそう」さんが2021年10月31日、自身のツイッターアカウント(@sosou5963)に投稿した写真。
同月、群馬県立自然史博物館(富岡市)の常設展で撮影したものだという。
映っているのは、透明な材質のキューブの中に入れられた様々なキノコの展示だ。そして、その下についているプレートには、名前や分類名と一緒に、
「猛毒」
「食用、おいしい」
といった、シンプルな説明が記されている。
しかも中には「きわめておいしい」というものもあったという。「おいしい」と感じるか、「きわめておいしい」と感じるかは、人によって違うのでは......?
一体、どうしてこんな紹介をしているのだろうか。Jタウンネット記者は11月4日、同博物館の生物研究係・伊藤智史さんに話を聞いた。