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これは「仕上がってる」 とぼけた顔でバキバキボディの「マッチョはにわ」がファンキーすぎる

福田 週人

福田 週人

2021.11.03 08:00
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あまりにも「マッチョ」なはにわが、ツイッターで注目を集めている。

はにわというと多くの人が思い浮かべるのは、なんだかちょっと気の抜けるような表情をした、人型のものだろう。

「マッチョ」とはかなりかけ離れた存在のように思えるが......一体どういうことか。話題のはにわをご覧いただこう。

大胸筋が歩いてる!(画像はセラミミック@ceramimic2021さんのツイートより)
大胸筋が歩いてる!(画像はセラミミック@ceramimic2021さんのツイートより)

こちらは、2021年11月1日に栃木県在住のツイッターユーザー「セラミミック」(@ceramimic2021)さんが投稿したはにわの画像だ。

一目見ただけで、一般的なのはにわとは明らかに違うのがわかるだろう。丸い目や平たい鼻、ポカンと空いた口など、はにわらしいパーツもあるが、腕や胴体にはムキムキとした筋肉がついている。

両腕を広げて空に向かって叫んでいるようにも見えるその姿は、まさに戦士か武術家といった風格。この1体がいるだけで、普通のはにわ100体分くらいの魔除けの効果が期待できそうだ。

このムキムキマッチョなはにわに対し、ツイッターではこんな声が寄せられている。

「なんという躍動感」
「仕上がってるーー!!!」
「おれが今まで見てきたハニワはなんだったんだ」
「これは大地の力を吸収してますわ」

Jタウンネット記者は2日、「マッチョはにわ」について投稿者に話を聞いた。

シンプルな顔と、リアルな筋肉を両立

セラミミックさんは、栃木県益子町で陶磁器の制作をしている。注目を集めているはにわは、19年11月におよそ1か月かけて制作したもの。

「マッチョなはにわを作ったら面白いと思ったので制作しました」

とセラミミックさんは語る。

背筋もキレてる!
背筋もキレてる!

つくり方としては、最初に土を手びねり(電動のろくろを使わず、土を指や手で成形する方法)で大まかな形に成形。その後、変形しないぐらいの硬さまで乾燥させてから、彫刻刀や専用のカンナ、サンドペーパーで削って細かい部分を形作っていき、完成だ。

「はにわらしいシンプルな顔や下半身と、リアルな筋肉を違和感なく両立出来るよう、ポーズやディフォルメ具合を調整しました」(セラミミックさん)

生産効率を度外視して徹底的に作り込んだといい、その甲斐あって出来栄えには満足しているそう。ツイッターでの人気っぷりには、

「反響の大きさに、ものすごく驚いております。とても嬉しいですし、大変励みになります」

とコメントしている。

セラミミックさんの「次回作」にも期待が膨らむ!

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