ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

氷は「溶ける」んじゃなくて、「解ける」んです? 漢字の疑問描いた漫画にネット民当惑

中沢 新

中沢 新

2021.10.31 08:00
0

突然だが、ここで漢字の問題。

「氷が『とける』」

さて、「とける」にはどんな漢字が入るかわかるだろうか。

以下画像は金星(@i_kinboshi)さんのツイートより
以下画像は金星(@i_kinboshi)さんのツイートより

「溶ける」と回答したあなたは残念ながら、間違い。この場合の正解は「解ける」だ。

「え?『解ける』って『問題が解ける』とかにも使うからおかしくない??」と疑問に思う人も少なくないだろう。

ご覧いただいたのは、ライブドア公式ブロガーとして自身のブログ「おやじいじり」を運営するブロガーでWeb漫画家の金星(@i_kinboshi)さんの作品。2021年10月24日、自身のツイッターに、

「『解ける』と『溶ける』の違いが納得できない」

と呟きながらこの漫画を投稿。ツイートは28日夜時点で6万7000件を超えるいいねが付くほど、注目を集めた。

氷が水になるんだから「さんずい」では??

娘さんの宿題にあった漢字の問題に「溶ける」を選んだ金星さん。正解を知っても、

「いやいやいや!氷が水になるんだから(さんずい)の『溶』の方がしっくりくるだろうが!」

と、納得できない様子だ。スマホを使って調べてみても、固体が液体になる場合は「解」を使い、熱や液体を加えて人工的に液体にする場合は「溶」を使うということで、説明を読んでもわかるようでよくわからない......。

そこで、金星さんは具体的な例を挙げて考えてみるのだが...。

だめだ!やっぱりわからない...!!
だめだ!やっぱりわからない...!!

あれれ、水をかけて「『解』凍する」とか自然に「アイスが『溶』ける」とかの場合は...??

具体的に考えても、だめだ、やっぱりわからない...!!

「疑問は解けなかったんですね」

このツイートは多くのツイッターユーザーの頭を悩ませたようで、こんな反応が寄せられた。

「疑問は解けなかったんですね」
「言われてみればたしかに」
「やっべー。間違って覚えてた」
「溶ける解ける融けるいっぱあってわかんない」

ちなみに、記者の手元にある『記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集』には、「解」と「溶」について「使い分けに注意」として以下のような記述がある。

「▼雪・氷を溶かす [人工的]道路の雪を水で溶かす」
「▼雪・氷を解かす [自然現象]春の日差しが雪を解かす」

やっぱり日本語って難しいな......。

PAGETOP