鯉が飛んでる! 京都の寺にある池の透明感がハンパない→写真を撮ったら、絵画みたいな仕上がりに
これが現実の風景なの――?
思わず目を見張ってしまうような写真が、ツイッター上で話題になっている。
こちらは、京都の大学に通いながらフォトグラファーとして活動している「Shota」(@shnimohus)さんが、2021年10月27日に自身のアカウントに投稿した画像だ。
苔むした岩や、まだ赤く色づく前の紅葉の葉などに囲まれた池。中には色鮮やかな鯉が数匹泳いでいる。
池の水の透明度があまりにも高いため、鯉たちはまるで、砂の地面の少し上で浮かんでいるようにも......。木漏れ日と合わさって、とても神秘的な光景だ。
こちらの一枚に対し、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「鯉が泳いでなかったら、ただの小道だと思っていました」
「鯉が飛んでいるみたい!」
「すごっ! ほんと絵画みたいですね」
Jタウンネット記者は28日、写真について投稿者に話を聞いた。
緑の紅葉を額縁のように
Shotaさんが写真に収めたのは、京都市左京区にある「瑠璃光院」という寺院の池。23日の14時ごろに撮影したという。
瑠璃光院の見どころといえば、「建物の中にある磨かれた机の表面に、寺院の庭の景色が美しく反射している光景」のイメージが強かった、というShotaさん。
「(机の反射の)他にもこんなに綺麗な池があることに驚きました」(Shotaさん)
撮影にあたっては、「池だけでなく緑の紅葉も入れたい」「とにかく透明感が凄かったのでそれを表現したい」という思いで、周りの紅葉が額縁のように池を囲むような構図を意識。
出来上がった写真については、「自分なりにうまく表現できたのではないかなと思います」と語った。
「瑠璃光院は机に反射した庭の景色ももちろん綺麗なのですが、それだけでなく他の場所にも魅力がたくさんあるということを知っていただけるきっかけになれたら良いなと思います」(Shotaさん)
皆さんも瑠璃光院を拝観する機会があったら、机の反射だけでなく池にも注目してみては?