天国って群馬県にあったんだ? 噴水を囲むたくさんの白いバラ...西洋絵画のような光景にうっとり
「天国にありそうな噴水見つけた」
そんな言葉とともに投稿された写真が、ツイッターで話題になっている。
こちらはイラストレーターのYas(@0_skyblue)さんが2021年10月19日に投稿した写真。
18日、群馬県中之条町にある「中之条ガーデンズ」で撮影したものだという。
エメラルドグリーンに澄んだ水面から噴水が覗き、その周りを白いバラが囲んでいる。全体的に寒色系の色合いだが、太陽の日に照らされ、どこか温もりを感じる。
なんて、気持ちが落ち着く景色だろう。ツイッターでは、
「絵のように美しい」
「妖精さんと飛んでそう」
「めっちゃ綺麗、、、日本にこんな場所があるなんて、、」
「綺麗すぎて本当に天国来ちゃったと思いますね」
といった反応が寄せられ、27日夕時点で4万8000件を超える「いいね」がついている。
「楽園のような雰囲気に心惹かれました」
中之条ガーデンズは、中之条町役場が運営管理する、季節を通じて様々な植物を鑑賞できる施設。
「スパイラルガーデン」や「ナチュラルガーデン」と名付けられた、それぞれ異なる特徴を持つ7つの庭があり、写真に映っているのは約400種類のバラと草花が咲く「ローズガーデン」だ。
20日、YasさんはJタウンネット記者の取材に対し、
「白薔薇に囲まれた丸い噴水に、水の美しい流れ、楽園のような雰囲気に心惹かれました」(Yasさん)
と光景を見た時の感想を述べた。
撮影機材は、iPhone。晴れた日だったため「自然光ならではの水面の美しさを意識し、一番水がよく見える場所で」撮影したと、こだわりを明かす。
ローズガーデンの見ごろはいつ?
ローズガーデンのバラは、四季咲き。なかでも例年6月中旬と10月中旬に見ごろを迎える。
27日、中之条町役場・花のまちづくり課で同施設の管理などに携わる関翔平さん話を聞いてみると......。
ちょっぴり残念なことに、10月下旬以降は、少しずつバラが枯れ、目に見える本数が減っていくとのこと。ただしバラは枯れても、手入れをすれば春に咲く。そのため、現在は春に向けて作業中だそう。
関さんは、ローズガーデンエリアの写真がツイッターで注目を集めていることに対して、
「秋のバラは、そろそろ見ごろを終えてしまいますが、春はバラの本数が秋よりも多くなりますので、ぜひ来園していただければと思います。
ちなみに秋のバラは春より色が濃く、匂いも豊かですので、両季節の違いを味わっていただくのも、楽しみの一つだと思います!」
と話した。
天国に一番近い場所が、群馬にあった。四季折々の花の移ろいや、景色を鑑賞しに行ってみるのはいかがだろう。