何するために立ったんだっけ...? 「物忘れの瞬間」描いた漫画に共感の渦
2021.10.07 20:00
「何かをしようと立ち上がったのに、何をしようとしたのか忘れてしまった......」
身に覚えのある人も決して少なくはないだろう。ちなみに記者はそんな物忘れがすごく多い。
私は、一体何をするために立ち上がったのか――?なんだかとても哲学的な問いのようにも思える疑問。一向に思い出せず、歯がゆくて仕方がない。
人気エッセイ漫画『楽屋裏』シリーズなどで知られる漫画家の魔神ぐり子さんがそんなあるある体験を描いた。
2021年9月28日、その4コマ漫画を自身のツイッターに投稿したところ、10月4日夜時点で19万5000件のいいねが付くほど、多くのユーザーの共感を得ている。
机で作業をしていたら、ふとやることが頭に思い浮かんだ。すぐにやってしまおうと立ち上がったのだが......。
「Google開いた瞬間検索することを忘れる」
あれ、今さっきのことなのに全然思い出せない......!一コマ目のゆるいタッチと対照的な最後のコマの絶妙に深刻な表情に、思わず笑ってしまう。
なんとか絞り出そうとしても一向に思い出せる気がせず、自分のことなのにもはや他人事のようだ。
ツイッターにはこんな反応が寄せられている。
「Google開いた瞬間検索することを忘れる」
「よくこれで何回も煎餅食べてます。やること思い出す→立つ→煎餅見つけて食べる→やること忘れる。煎餅食べたことも忘れる→最初にもどる」
「忘れないうちにメモに残そうとしてメモだしたら忘れてる」
「...最近身に染みてます」
忘れないようにするにはどうしたらいいのか。何か有効な手立てがあれば本当に教えてほしい......。