寒い冬こそ、外の世界に飛び出さない? 飛騨高山で体も心も整える「GOOD LOCAL」な一泊二日を
新型コロナウイルスの新規感染者数が全国で減少傾向にあり、少し先のおでかけの予定をじょじょに考え始めた人もいるのではないだろうか。
とはいえ、もう季節はすっかり秋。寒くなってくると体調を崩しがちという人も多い。
今回は、そんな人にもオススメな冬の岐阜・飛騨高山での「心と体を整える旅」をご紹介する。
実は今、高山市では「DISCOVER GOOD LOCAL キャンペーン」を実施中。
2021年9月15日~10月20日の期間、Instagramで高山駅すぐそばのホテル「ホテルアラウンド高山」の公式アカウントをフォロー&いいねすると、1泊2食付きで2名まで泊まれる無料宿泊券が抽選で当たるのだ(キャンペーン詳細は後述)。
無料宿泊券の有効期間は、11月1日~2022年2月28日。
Jタウンネット編集部では、この時期の高山市を満喫できる「冬の飛騨高山」観光のシミュレーションをしてみることにした。
選りすぐりの「GOOD LOCAL 100」を巡る
本キャンペーンで泊まれる「ホテルアラウンド高山」は、「DISCOVER GOOD LOCAL」をコンセプトに、21年7月にオープンしたばかりの真新しいホテルだ。
ここでの「GOOD LOCAL」とは、地域に根ざし、その土地に暮らす人々から愛され続けるモノ・コト・場所・人や、他にはない固有のカルチャーやスタイルのこと。
ホテルのロビーには、同館の「地域編集室」のメンバーが厳選したおすすめスポットを紹介する「GOOD LOCAL 100」のコーナーがある。
1年以上かけて地元の人に直接話を聞いて選ばれた100か所が、1枚ずつカードの形で解説されているのだ。
この「GOOD LOCAL 100」をヒントに、旅のプランを組み立ててみた。
Day1
13:10 高山本線・高山駅に到着
朝9時、東京駅を出発。東海道新幹線で名古屋駅まで向かい、「特急ワイドビューひだ」に乗り換える。そこから9駅で、岐阜県「高山」駅に到着だ。
ホテルアラウンド高山は、高山駅東口から徒歩で約4分の好立地。飛騨高山ならではの「GOOD LOCAL」なスポットを巡るにあたり、「ハブ(拠点)」として使えるのだ。
チェックインは15時からなので客室にはまだ入れないが、1階のセルフクロークが利用できる。大きな荷物はここに預け、身軽な装備で街へくり出そう。
......とその前に、チェックするのが前述の「GOOD LOCAL 100」のコーナーだ。
約4時間半の移動で、ちょっと疲れたかもしれない。手始めにどこか、ゆっくりできるカフェはないだろうか。
13:30カフェ「バグパイプ」で一息
見つけたのは、高山駅東口から徒歩10分ほどのカフェ「バグパイプ」。
アンティーク調の内装で、つい長居したくなるような雰囲気だ。
店内は暖房が効いているので、アイス珈琲を注文。水出しならではの風味に、キリリと目が覚めてきた。
次の「GOOD LOCAL」なスポットを目指すために、再び高山駅に戻るとしよう。
薬草の力で体の内側から健やかに
15:00 「ひだ森のめぐみ」で薬草茶湯を体験
高山駅から高山本線に乗ること20分弱。「飛騨古川」駅から5分ほど歩くと、薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」(営業時間 10:00~16:00)が見えてくる。
展示されている薬草の標本や絵手紙等を鑑賞したり、薬草商品を購入したりする他、「薬草ワークショップ」の体験もできる。
その中の「ティーセレモニー」は、30~40分のショートコースなら1000円(税込み)で、自分だけの「マイ野草茶」づくりに挑戦できるのだ。
普段はなかなか口にしない「薬草」の効用で、心や体の調子が整うのを実感できるはず。
18:00 奥飛騨温泉郷で1日の疲れを癒やす
絶景と温泉は、旅行の醍醐味のひとつ。市北東部にある「奥飛騨」エリアの穴場スポット「平湯の湯」(冬季の開設時間 08:00~21:00)には、温泉好きならぜひとも立ち寄っておきたい。
「寸志」(300円程度)で利用できる、日帰りの入浴施設だ。高山駅そばの「高山濃飛バスセンター」から路線バスが出ており、「平湯温泉」まで約1時間。バスは基本的に1時間に1本なので、時刻表を事前にチェックしておこう。
「平湯の湯」は、単純泉と炭酸水素塩泉の泉質で、神経痛や筋肉痛、関節痛、皮膚病等に効能があるほか、美肌効果にも優れている。
茶褐色の特徴的な湯で体の芯から温まった後は、合掌造りの建物の中、畳でゆっくり過ごしたい。
20:30 ホテルアラウンド高山へチェックイン
ホテルアラウンド高山へのチェックインは、15時以降であればいつでも可能なのが嬉しい。1階ロビーの機械で行えるので、非常にスムーズだ。
泊まる客室には、飛騨の木でできた家具が。「高山の良さ」に包まれながら、明日に備えてしっかり休もう。
これぞ冬の楽しみ!
Day2
10:00飛騨里山スノーシューで、冬ならではのレジャーを満喫
ホテルでゆっくり休み、翌朝。朝食を食べたらチェックアウトして(同ホテルのチェックアウト可能時刻は10時まで)、冬の飛騨を満喫するため「飛騨里山スノーシュー」へと出かけよう。
一面の銀世界――里山の雪景色を堪能しながら、スノーシュー(雪の上を歩くための専用の靴)をはいて散策できるアクティビティだ。
高山駅から20分弱の飛騨古川駅に向かい、そこから歩いて10分ほどの「飛騨古川デスク」(SATOYAMA STAY NINO-MACHI内)で受付。さっそく出発だ。静かな山里をゆっくり歩くことで、忙しない日常では味わえない静謐さに浸れるだろう。
13:00 「蕪水亭 OHAKO」で、旅の思い出を振り返りながらランチ
体を動かしお腹が減ったところで、待ちに待ったランチ。
飛騨古川駅から5分ほど歩き、訪れるのは、レトロな趣のあるカフェ「蕪水亭(ぶすいてい)OHAKO」である。
香りが良い、飛騨産のそば粉を使った本格手打ちそばや、薬草料理を楽しめるのが特徴だ。
「薬草料理」とはいわゆる薬膳料理とは違い、飛騨の自然に自生する野草の中から、薬効のある「食べられる野草」を調理したもの。
中でも、「薬草ランチプレート」(税込み980円)は薬草料理が少しずつ楽しめる。
デザートには、キク科の草「メナモミ」のシフォンケーキとコーヒーを付けることも可能。体の内側から健康になれそうなメニューだ。
15:30 「やわい屋」の屋根裏図書館にワクワク
楽しい旅はあっという間。1泊2日の最後を締めくくるのは、地元の工芸品や私設図書館を楽しめる「やわい屋」だ。
飛騨古川駅の隣、「飛騨国府」駅から約5キロの道のりは、タクシーなら片道2000円ほどでたどり着く。
のどかな風景の中にひっそりとたたずむ元古民家の、屋根裏にある私設図書館だ。まるで子供の頃に憧れた秘密基地のようで、読書がはかどること請け合いである。
ラインアップは人文系の書籍中心。ワンドリンクサービス付きで、1日500円で電源とWi-Fiも利用できる。
そして、「展示室4'33"」には、店主が選りすぐった地元の工芸品が、工夫をこらして展示されている。
その中には、ホテルアラウンド高山で使用されているペンダントライトと同じものも。
気に入った器などの一部は、公式通販サイトでも購入が可能。持ち帰るのは重たくてちょっと......という人に嬉しいサービスだ。
飛騨国府駅まで戻る道すがら、タクシーに揺られながらあなたの脳裏に浮かぶのは、どんな思い出だろうか。高山駅から名古屋駅、そして東京駅へと帰る新幹線の車内で、この2日間、自身で体験した飛騨高山の「GOOD LOCAL」が次々に思い出されることだろう。
冬だからこそ味わえる飛騨高山の魅力
さて、「冬の飛騨高山」を旅するシミュレーションはどうだっただろうか。
2日では回りきれないほど魅力にあふれる飛騨高山。その中でも目いっぱい外に繰り出すことで、心身の調子を整えられそうなスポットを中心に紹介した。
ぜひ、「DISCOVER GOOD LOCAL キャンペーン」に応募して、この季節だからこその「地元の魅力」を満喫してきてほしい。
インスタで簡単に応募できる!
DISCOVER GOOD LOCAL キャンペーン詳細
・応募期間:2021年9月15日~10月20日23:59
・応募方法: hotel around TAKAYAMAのInstagram公式アカウントをフォロー&いいねして応募
キャンペーン投稿:https://www.instagram.com/p/CUHIXMdBgsw/?utm_source=ig_web_copy_link
・特典内容:1室2名、1泊2食付の無料宿泊券
※追加ドリンク・交通費は実費
・宿泊券有効期間: 11月1日~2022年2月28日
※除外日(12月30日~1月2日)
・当選者数:5組10名
【店舗情報】
本文中に登場した各施設の公式サイトは以下。
・ひだ森のめぐみ
・奥飛騨温泉郷
・飛騨里山スノーシュー
・蕪水亭 OHAKO
・やわい屋
<企画編集・Jタウンネット>