知らない世界に繋がってそう... 黄昏の光に照らされた廃墟がさみしく幻想的
2021.09.02 06:00
「黄昏に染まる廃墟のエスカレーターは、知らない何処かへと繋がっている雰囲気がある」
そんなコメントとともに投稿された廃墟内部の写真が、ツイッターで注目を集めている。
これは、廃墟を中心に撮影している写真家のtoshibo(@JIYUKENKYU_jp)さんが2021年8月24日に投稿した1枚の写真。
建物内部には雑草が生い茂り、人の気配を感じさせない。
天上にはいくつもの裸電球が並んでいるが、人工的な光はない。ただ、窓から陽が差し込んでいる。
ここはかつて、どんな場所だったのだろうか。
廃墟を照らすのは日本海の夕日
エスカレーターをのぼった先には、何があるのだろう。
Jタウンネット記者が9月1日、撮影者の toshiboさんに話を聞くと、
「北陸の海沿いにある、元々は飲食店だった場所になります。小さいながらも複合施設的な役割もあったようで、屋上には展望台があり、このエスカレーターはそこに続くものになります」
と説明した。写真は19年の某日、夕方頃に撮影したという。
「日本海側と言うこともあり、黄昏時の夕日は綺麗なオレンジ色でした」(toshibo さん)
どこか温かで、物寂しい雰囲気を放つ光景に、ツイッターには
「なんだか寂しいですね」
「廃墟写真ってなんか幻想的で好きです」
「その先を見てみたいような、留まっておきたいような」
といった反応が寄せられている。