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この発想はなかった... 好きな人に拾ってもらうと、プロポーズ気分が味わえるハンカチが発明される

井上 慧果

井上 慧果

2021.09.01 20:00
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「恋する人の一途な気持ちを応援」

いったい、このハンカチはどんな経緯で作られたものなのだろう。Jタウンネット記者は31日、投稿者の山さんを取材し、話を聞いた。

関西の商品企画の会社に新卒で入社し、半年ほど勤めているという山さん。大学在学中にジェンダー問題に取り組んだことをきっかけに、日頃から恋愛やその周縁にある感情をテーマに、商品企画やイベント記事の執筆などを行っているそう。

そんな山さんは、「婚姻届けハンカチ」を制作した経緯を、こう語る。

「好きな人にプロポーズしてもらうための商品企画を考えていた中で、ハンカチを拾うロマンチックなシーンと結びつけるアイデアに至りました。
実際こんなことではプロポーズされたことにはならないけれど、それくらいの必死さで恋する人の一途な気持ちを応援できるアイテムになればいいなと思ってつくりました」
広げるとA3サイズに(画像は山@___montagneさん提供)
広げるとA3サイズに(画像は山@___montagneさん提供)

山さんは、同じように婚姻届けをプリントしたぬいぐるみを、「結婚したいくらい大好きな友人に大きな愛を伝えるべく」20年8月に制作している。ハンカチは、その時に作成したシルクスクリーンの版で、A3サイズの手ぬぐいにプリントしたもの。

婚姻届のぬいぐるみ(画像は山@___montagneさん提供)
婚姻届のぬいぐるみ(画像は山@___montagneさん提供)

今回、自身が制作したハンカチが話題となったことについて、山さんは

「好きな人に認められたい、という誰かに恋する気持ちは、意外とみんなもちながら生活しているのだなと反響の大きさに驚きました。ストーカーみたいで怖いという意見ももっともだと思うので、あくまで余興や親しい間柄での使用を訴求していければと思います」

とコメント。

「欲しい」との声も多く上がっていたが、今後販売の予定などはあるのだろうか。記者の問いに、山さんは

「こんなもの作ったよ!くらいの気持ちで投稿したので、全く現実的な商品化は考えていませんでした。
ですが、実際にほしい、推しのイベントに持っていきたい、パートナーにこれでプロポーズしたいという声が多く見られたので、9月中には何かしらの機会を設けられたらいいなと動き始めています」

とした。

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