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「手書きのラブレター」が出てくる自販機が長野にあるらしい どういうことなの?店主に聞くと...

松葉 純一

松葉 純一

2021.08.31 06:00

残暑厳しい日が続く。こんな時、行ってみたいな、と思い浮かべる場所の一つが、信州ではないか。

松本駅からJR大糸線に乗って、約1時間。信濃大町駅で降りると、そこには仁科三湖(にしなさんこ)と呼ばれる3つの湖がある。青木湖、木崎湖、中綱湖。真夏でもひんやりした木陰の湖畔を求めて、多くの人が訪れる人気の観光地だ。

その一つ、木崎湖で発見されたという、あるものが注目を集めている。

なんと「手書きラブレターの自動販売機」だ。「メッセージも凝っていて、僕が手に入れたラブレターの内容は、少し悲しくなっちゃう内容だった」というコメントが添えられている。

最近は自動販売機でいろいろなものが売られていると聞くが、ラブレターとはいったいどういうことだろう。

Jタウンネット記者は、投稿者の「まつじ」(@matsujun5213)さんと湖畔のコンビニ「Yショップニシ」に取材した。

ラブレターを買いに、木崎湖へ

「まつじ」(@matsujun5213)さんのツイートより
「まつじ」(@matsujun5213)さんのツイートより

投稿者「まつじ」さんは、撮影したときの状況をこう話してくれた。

「2021年7月下旬、場所は木崎湖湖畔のYショップニシです。ラブレターは自動販売機で売られていましたが、たまたま自動販売機用の子ブレーカーが落ちてしまっていたので、お店の方がラブレターの在庫の束を裏から持ってきてくださり、300円を渡してそこからラブレターを選びました」
「ラブレターが売られていることについては、数年前から知っていました。今回は最初から自動販売機でのラブレター購入を目的に、Yショップニシを訪問しました」(「まつじ」さん)
「まつじ」(@matsujun5213)さんのツイートより
「まつじ」(@matsujun5213)さんのツイートより

まつじさんが購入したラブレターは「今、元気にしてますか?」から始まる、十数行の文章がつづられている。

おそらく今は一緒にいられなくなった相手に、「来世で私が幸せにしたい」と伝える切ない手紙だ。

「まつじ」(@matsujun5213)さんのツイートより
「まつじ」(@matsujun5213)さんのツイートより

投稿者は、ラブレターをゲットして、大満足のようだ。

「数年前から狙っていた目的が達成されて嬉しかったですが、運悪く自動販売機から買うことができなかったことは残念でした。一方で、自動販売機が動かなかったことで、お店の方と自然な形で多くの会話ができたことは、嬉しい思い出になりました」(「まつじ」さん)

次に、Jタウンネット記者はコンビニ「Yショップニシ」に取材することに......。

「品切れの場合もございます」

「手書きラブレターの自動販売機」を始めたきっかけについて、コンビニ「Yショップニシ」店主は電話でこう答えた。

「ラブレターの自動販売機は、3年ほど前、私がふと思いついて始めたものです。ところが自分も書いてみたいという人が続々と現れて、じゃ、みんなで書いてみようと、自然発生的にワークショップを企画したこともあります」
「ラブレターの内容は、自由な発想で書かれていると思います。
いったいどんな人が、どんな思いで書いているのか?これ以上は申し上げない方がよろしいかと思います」(「Yショップニシ」店主)

ラブレターというのは秘めた想いを届けるもの。あまり根掘り葉掘り聞き出そうとするのは、野暮というものかもしれない。

「まつじ」(@matsujun5213)さんのツイートより
「まつじ」(@matsujun5213)さんのツイートより
「ラブレターって、もらうとうれしいもの。うれしいと喜んでもらえるものをお届けできるといいですね」(「Yショップニシ」店主)

手書きだけに、もちろん量産はできない。「品切れの場合もございます」と、店主は苦笑しながら答えた。

木崎湖畔の「Yショップニシ」は、コンビニでありながら、ゆっくり軽食を食べるスペースもある。コーヒーを飲みながら、信州リンゴケーキも味わえる。

最近は、コワーキングスペースとしても活用されているという。もちろん、フリーWi-Fiに接続可能だ。「ワーケーションに来られる方が多くなりましたね」と店主。

手書きラブレターを読みながら、木崎湖畔でワーケーション......、アリだと思うよ。

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