「手書きのラブレター」が出てくる自販機が長野にあるらしい どういうことなの?店主に聞くと...
2021.08.31 06:00
「品切れの場合もございます」
「手書きラブレターの自動販売機」を始めたきっかけについて、コンビニ「Yショップニシ」店主は電話でこう答えた。
「ラブレターの自動販売機は、3年ほど前、私がふと思いついて始めたものです。ところが自分も書いてみたいという人が続々と現れて、じゃ、みんなで書いてみようと、自然発生的にワークショップを企画したこともあります」
「ラブレターの内容は、自由な発想で書かれていると思います。
いったいどんな人が、どんな思いで書いているのか?これ以上は申し上げない方がよろしいかと思います」(「Yショップニシ」店主)
ラブレターというのは秘めた想いを届けるもの。あまり根掘り葉掘り聞き出そうとするのは、野暮というものかもしれない。
「ラブレターって、もらうとうれしいもの。うれしいと喜んでもらえるものをお届けできるといいですね」(「Yショップニシ」店主)
手書きだけに、もちろん量産はできない。「品切れの場合もございます」と、店主は苦笑しながら答えた。
木崎湖畔の「Yショップニシ」は、コンビニでありながら、ゆっくり軽食を食べるスペースもある。コーヒーを飲みながら、信州リンゴケーキも味わえる。
最近は、コワーキングスペースとしても活用されているという。もちろん、フリーWi-Fiに接続可能だ。「ワーケーションに来られる方が多くなりましたね」と店主。
手書きラブレターを読みながら、木崎湖畔でワーケーション......、アリだと思うよ。