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天然のシャワーヘッドだ! ホースの先に「蓮の葉っぱ」を付けてみると...

松葉 純一

松葉 純一

2021.08.25 18:09
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レンコンの穴と同じ「通気孔」

「Tomoki SANDO」(@TomokiSANDO)さんのツイートより
「Tomoki SANDO」(@TomokiSANDO)さんのツイートより

投稿者「Tomoki SANDO」さんは、タイ在住。「大学時代からずっと植物の研究をしています。 タイに来てからは、趣味でこちらの動植物の観察をしています」とのこと。

「Tomoki SANDO」さんによると、動画を撮影したのは8月22日、場所はタイのご自宅だという。目的は、娘さんたちと遊ぶためだった。

「Tomoki SANDO」(@TomokiSANDO)さんのツイートより
「Tomoki SANDO」(@TomokiSANDO)さんのツイートより

なぜ蓮の葉っぱでこんなことが可能なのだろう?「Tomoki SANDO」さんが、蓮の葉の構造・仕組みを次のように解説してくれた。

「蓮の茎や葉の葉脈の断面には、大きな通気孔が開いています。道管とは別のもので、レンコンの穴もこの通気孔です。
先週末、蓮の葉の各部を切って組織の観察をしていたら、茎と葉の通気孔が繋がっていることが分かったので、今回水を注入して見たら、案の定動画のようになったということです」(「Tomoki SANDO」さん)

今回使ったのは、タイの水路では普通に見られる「赤花で一重の蓮です」ということだ。

「Tomoki SANDO」(@TomokiSANDO)さんのツイートより
「Tomoki SANDO」(@TomokiSANDO)さんのツイートより

また、別ツイートでこうもつぶやいている。

「さすがに蓮の葉そのままではこんな風に水は出ません。縁をハサミで切ってあります」
「こんな風に葉の葉脈から水が出るのは、こんなふうに通気孔が空いているから。葉の縁を切ってあるので、勢いよく水が出るというわけ。普通の道管ではこうはいきません」(「Tomoki SANDO」さん)

実は、投稿者「Tomoki SANDO」さんは、「世界のふしぎな木の実図鑑」(小林智洋、山東智紀 著、山田英春 写真、創元社刊)の著者、山東智紀さんだ。

「Tomoki SANDO」さんのタイ発ツイート、今後も要チェックだ。

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