「マウンティングしてくる同僚」を一発で黙らせるには? 自己防衛おじさんが「魔法の言葉」を伝授
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
同僚の「マウンティング」行為にイライラする――。
接客業に従事するH子さん(愛知県在住、20代女性)は、パート先の同僚が、夫の年収や子どもの成績を自慢してくることに、嫌気がさしているという。
だったら、スルーすればいい。
そう思う人もいるだろう。でも毎日、「人を馬鹿にするような物言い」をされたら、ストレスが溜まること間違いなしだ。
心を平穏に保つにはどうすれば......?相手を黙らせる魔法の言葉が、知りたい。
そう悩む彼女に、自己防衛おじさんはどんな助言をおくるのだろうか。
マウントでエネルギーを奪う「ヴァンパイア」
読者のお悩み
パート先の同僚について悩んでいます。
旦那さんの年収や子供の成績や学生時代の栄光など何でもかんでもマウントしようとしてきて休憩時間などに話をするのがかなり面倒くさいです......。
スルーすればいいのでしょうが、私も負けず嫌いなところがあるので彼女の人を馬鹿にするような物言いに毎日イライラです。言い返したりはしませんが......。
心の保ち方や黙らせる魔法の一言みたいなものを知りたい毎日です。
自己防衛おじさんの回答
「今を生きていない人」の特徴として、自分以外の誰かを持ち出してマウントを取ってくる人がいます。
旦那や子供、過去の自分など、自分以外の人や事象について話し出す人は、おおむね今この瞬間の自分自身の存在価値に満たされていない可能性のある気の毒な人なのです。
人様からエネルギーを吸い取る人のことを「エナジーヴァンパイア」と呼んだりします。その中にはマウントをとることでエネルギーを奪ってくる人も。あなたの同僚は、そのタイプでしょう。
自分が高い収入を得ているわけでもなく、自分が好成績を得ているわけでもない話、あるいは裏の取れない過去の自慢話などは取るに足らない妄言そのもの。独り言だと思って聞き流してあげてみてはいかがでしょうか?
マウント話を相手にするから相手が調子に乗る。驚きなど感情をあらわに反応してしまうから、話にブーストがかかる。終わりのないマウントループが始まってしまうのです。
目の前でマウントトークが始まったら、スマホをいじってあからさまに聞き流している素振りで、上品にカンターパンチをくらわしてみましょう。話を聞いても感情を表に出さず、会話を収束させる魔法みたいな言葉を一言。
「そうなんだ、それで?」
これにより、「ヴァンパイア」であるあなたの同僚は、あなたに話してもつまらないと感じ、話すことを止め次のターゲットを探し始めることでしょう。
しかしくれぐれも、気の毒な人には慈悲の心を。ご自身の心を穏やかに保つためには、自己防衛の精神を。どうぞ参考にしてみてくださいね。
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