バカンスといえばやっぱり「ハワイ」でしょ!? 青い海に白い砂浜...福井の無人島で過ごす夏が、サイコーすぎる
水島への行き方は?
「北陸のハワイ」という呼び名がピッタリな、最高のバカンスを満喫できる水島。友達同士でも、家族でも、恋人同士でも、何ならひとりでも楽しめる場所だ。
だが、行ってみたいけど無人島なんて行くのが大変そう......。そう思った人もいることだろう。記者も人生初の無人島上陸だったので、無事に辿りつけるか心配だった。
しかし、なんとこの水島は公共交通機関だけで行ける「身近な無人島」なのだ。
スタート地点は、ここ、JR敦賀駅。
ここまでの主な交通手段は名古屋・金沢間を走る特急列車「しらさぎ」および大阪・金沢間を走る「サンダーバード」だが、2024年春には北陸新幹線金沢~福井・敦賀間が開業予定。
そうなると、水島にはよりいっそう行きやすくなるだろう。
駅を出たら、水島行きの船乗り場がある「色ヶ浜」を目指す。
色ヶ浜には、敦賀駅から出るコミュニティバスの4番乗り場から「(2)常宮線立石行きバス」に乗り、30分ほど。
敦賀駅発のバスは通常、6時58分、12時50分、17時25分の1日3便。
水島が海開きしている期間は増便されるようで、記者が訪れた際、乗り場には21年7月17日から8月15日の土日祝日限定で、10時5分と14時20分にも運行があった。
ちなみに色ヶ浜周辺にはコンビニ等はなく、島も景観保護のため設備は簡易トイレしかない。
水島でのバカンスを最大限に楽しむため、買い出しなどは敦賀駅周辺で済ませておこう。
色ヶ浜のバス停から、船のりばまでは歩いてすぐ。
なお、色ヶ浜から敦賀駅までのバスは7時47分、13時49分、18時20分の3便。
こちらも21年7月17日から8月15日の土日祝日限定で、11時4分と15時29分発を増便している。
船のりばでは、朝9時から約10分間隔で14時まで水島行きの船がピストン運航している。
また、水島から色ヶ浜桟橋までの運航は、10時から15時までとなっている(どちらも12時から13時は運航停止)。
乗船料金は子ども650円、おとな(中学生以上)が1200円(往復)。
ここから10分ほど船に乗れば、水島に到着だ。
バスや船の運行・運航状況・ダイヤについて詳しくは水島行きの船を運航するオーミマリンの公式webサイトもチェックしてほしい。
なお、週末やお盆など、混雑する時期には入島制限がかかることもある。
人数オーバーで来た船に乗り切れない可能性もあるため、余裕を持ってなるべく早い時間から行くことをオススメする。
水島の美しさや、足を踏み入れた時の感動は、やはり直接体験してもらうのが一番だ。この記事を参考に、一度は訪れてみてほしい。
こんな場所があったなんて......。地味にすごいぞ、福井!
<企画編集・Jタウンネット>