店中見て回りたくなる...! 外国人スタッフが「母国の食材」アピール...新大久保ならではの「商品提案」に反響
客の目をひき、説得力&親近感UP!
取材に応じた広報担当者によると、新大久保駅前店の周辺には東南アジア各国の料理店が多く存在し、その国の人々が集まっている。彼らが新大久保駅前店を訪れることも多い。
そこで、エスニック食品にニーズがあると考え、品揃えを豊富にしたという。
また現在、同店にも約40人の外国人スタッフが勤務している。
仕入れ自体は日本人の責任者が行っていて、外国人スタッフは直接関わらないものの、母国の食材に関する情報提供をしてくれることがあるそうだ。
彼らが登場するポスターは、8種類ほど。1年ほど前から掲示している。
スタッフらの写真を前面に押し出したデザインの狙いは、以下の3つ。
(1)顧客の視線を引き付けること
(2)その国の人がオススメすることによる説得力、親近感のアップ
(3)顧客を楽しませること
例えば、ベトナムの食材を扱うコーナーには、こんなポスターが掲示されている。
「ライスペーパーで簡単に外国の味を!」という一文と、笑顔のスタッフの写真。
ライスペーパーは、生春巻きの皮などとして使われるベトナム料理やタイ料理の食材。
お店でこれを見れば、これまでライスペーパーを買ったことが無くても、「ベトナムで生活していた人のオススメなら、きっとおいしいはず」と試してみたくなりそうだ。
他のコーナーではどんな紹介をしているのだろう、と見て回りたくもなる。
広報担当者はこれらのポスターについて、
「顧客を楽しませたいというアミューズメント演出は、当社が得意とするところです」
と、説明した。