「ホテルの駐車場で『トナラー運転手』のターゲットにされた。新車を傷つけられ、犯人を探してほしいと頼んだが...」(滋賀県・60代男性)
周りは「ガラガラ」なのにわざわざ隣にやってくる人。それを巷では「トナラー」と呼んでいる。
どうして彼ら、彼女らは私の横に......、と疑問を抱くこともしばしば。そんな状況に陥りがちな場所のひとつが、駐車場である。
一生忘れることができません――。滋賀県在住のT史さん(仮名、60代男性)からJタウンネット編集部宛に、トナラーから受けた被害の報告があった。
「停めていた新車を見てガッカリ、運転席側の後ろドアに見事なドアパンチ!」
ホテルの駐車場に車を駐車したところ、翌日後方のドアにくぼみができていたという。
そうならないように、隣のスペースとの間を広くあけていたのに、だ。
調査をお願いしたものの...
「かなり昔のことですが一生忘れることができない出来事があります。
私は、新車のスカイライン200GT-tを購入し、1か月ほどして家族4人で淡路島に2泊3日の旅行に行きました。
ホテルに到着し、駐車場に進入しました。ドアパンチを避けようと最端部に駐車。運転席側にめいっぱい隙間を空けておきました」

買ったばかりの新車に傷をつけたくないため、運転手席側にしか隣の車が停まらない端っこを選択したT史さん。そんな彼に悲劇が襲ったのは、翌日のこと。
「家族楽しく一夜を過ごして、2日目の朝ホテルから出発しようとウキウキして駐車場に向かいました。
すると、新車のスカGを見てガッカリ、運転席側の後ろドアに見事なドアパンチ!
直径5センチ、深さは2ミリのくぼみがありました。
間違いなく、隣車の後席ドアの角でパンチされていました」
ちゃんと隙間を空けていたはずなのに......。相手はぶつけたことに気づいていなかったのだろうか。
「ただちにホテルに報告し調査、情報取集をお願いするも何の音沙汰もありませんでした。もちろん犯人も分からずじまい......。
結局泣き寝入りですよ。帰って修理しましたけど、確か修理代に10万円ほどかかったと記憶しています。
あれだけ隙間を空けていたのに!
この時のドアパンチは思い出すたび、未だに腹が立ちます」
新車を傷つけられた挙げ句、修理代まで自分で払うなんて、最悪だ。
そんなT史さんは、トナラーに再び出くわしてしまった。
ガラガラなのに「なぜ隣に停めてくるの!」
「ドアパンチ以外にも、最近またトナラーに出会いました。
ホームセンターへ買い物に行き、立体駐車場の1階に駐車した時のこと。駐車率は30%に満たないぐらいで、スカスカだったと思います。
太い柱の間に、車3台分の駐車スペース。私は、右端に車を停めました。
2台分の場所は空きです。それなのにわざわざ私の隣、つまり真ん中に車を停めてきた人がいました。しかも、私側に幅寄せしてきたんです......」

T史さんは、この行為に憤慨。
まるで新幹線の自由席3列シートがガラ空きなのに、真ん中に座る人のよう(?)。なかなか見かけない光景ではあるが、出くわしたら通路側に移ってよ、と思ってしまう。
「空き場所いっぱいあるのになぜ隣に停めてくるの!
それも車間も狭く!これが噂のトナラーか!
まあ当時は車の中で待機中でしたので、ドアパンチは免れましたが......!」
今回は運よく無事だったようだが、彼の怒りはおさまらないようだ。
「トナラー」から受けた「被害」募集中!
電車や飲食店の座席、トレーニングジムのエリアなど。「トナラー」は、どこにでも出没する。嫌だなって思ったこと、ありませんか?
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