「満員電車でようやく空いた1つの席。近くの人と譲り合っていると、横からブランドバッグが飛んできて...」(兵庫県・30代女性)
突然の出来事に、ただただ呆然としました――。
兵庫県在住のS木さん(仮名、30代女性)が、大学生時代に満員電車で遭遇した「非常識な乗客」に関するエピソードをJタウンネット編集部宛に寄せた。
母親と電車に乗り、4人掛けボックス席の前に立った彼女。車内は混雑し、とても座れる状況ではなかったという。
しばらくすると、途中駅で母親の前にある席が空席に。近くには、60代くらいの男性が立っていた。
みなさんは、この後の展開が予想できるだろうか。
母親は男性に「どうぞ」と席を譲ろうとしたという。すると、
「あなたのほうが荷物が多いから、どうぞ」
と逆に譲られた。そして母親がボックス席に座ろうとした、その時だ。
空いた座席にブランド物のバッグが飛んできたという。
それは、あまりに突然で...
今から15年以上前。私が大学生の時、母と2人で梅田に買い物に出かけました。
電車で帰宅する頃には、夕方に。
休日ということもあって買い物帰りの乗客が多く、大阪駅始発の電車にも関わらず、座れる状況ではありません。
自宅最寄り駅までの乗車時間は約40分。「途中で座れるかな」と話しながら、4人掛けのボックス席の前の通路に2人で立っていました。
そのうち、母が立っていた前にあるボックス席の1人が降りて行きました。
近くに立っていた最も年齢が高そうな60代ぐらいの男性に母が「どうぞ」と席を譲ろうとしたところ、男性は、
「あなたのほうが荷物が多いから、どうぞ」
と逆に譲ってくださいました。
そしてお礼を言って母が座ろうとしたところ......。
ブランドバッグがその席に飛んできました。
「あんたに譲ったんとちゃう!」
私と母がびっくりしてバッグを見つめていたら、ものすごく派手な20代半ばくらいの女性が、少し離れたところから何の躊躇も無く割り込んできてその席に座ったのです。
私も母も、譲ってくれた男性もただただ呆然......。
その後男性が、
「あんたに譲ったんとちゃう!」
と言いましたが、女性は知らん顔で堂々と化粧を直し始めました。
映画「阪急電車」で非常識なオバさん集団が同じようにバッグを投げて席を確保するというシーンがありましたが......。
それより昔に、本当にそういう非常識なことをする人を目の当たりにした出来事でした。
「のりもの」で出会った「迷惑な隣の席の人」いませんか?
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