ここが日本...だと? 今にもドラゴンが降り立ちそうな「福井の絶景」に反響
2021.07.27 06:00
美しい夕陽が日本海の彼方に沈む
投稿者・前山さんによると、写真に映っているのは福井市南菅生町の越前海岸にある、「鉾(ほこ)島」というところだ。
福井観光連盟のウェブサイトによると、鉾島は、日本海の荒波に浸食された高さ約50メートルの柱状の岩場。遊歩道が整備されていて、断がいの上には松が生え、地蔵が安置されている。
夏場は、日中、海水浴や磯釣りでにぎわうが、夕方になれば、美しい夕陽が日本海の彼方に沈む光景が望めるという。
「夕陽が巨大な岩を照らし出す美しい光景を、昔テレビで見かけて、ずっと自身でも撮影してみたいと考えていました。
この写真は、2020年の12月の頭に撮影しました」(前山さん)
関西在住という投稿者に、撮影時の苦労を聞いてみた。
「撮影日のスケジュールは、直前に気象情報を調べて、自分なりに最もいい瞬間に出会う確率が高い日を選びましたね。
以前より思い描いていた光景を実際に目の当たりにして、それを作品として残すことができて、感無量でした」(前山さん)
ツイッターの数多くの反響の中で、印象的と思ったものは何だったのだろう?
「地元の方が『自身の住む土地の魅力』について語ってくれたり、喜んでくれたコメントは、日本各地の魅力を写真で伝えたいと思って活動している私としても、非常に嬉しかったです」
福井県民からはこんな声が届いている。
「福井に生まれ育って30年経ちますがこんな絶景ポイントがあるなんて初めて知りました」
「うちの県にこんなとこあったのか」
「地元民には故郷にしか見えないのだが、海外の絶景と錯覚される事もあるのか!」
「なんか地元がこうやって名前広まるの見て嬉しい気持ちがある」
「こちらワシの故郷!!!海外の絶景に負けず劣らず素晴らしい コロナ落ち着いたらみんな来てね」
まだ知らない地元の魅力を発見する......。コロナ禍の夏休み、こうやって楽しむ方法もあるのかもしれない。